日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

肥料を分ける理由 春の肥料まき2回目を開始

昨日や一昨日は日中の最高気温が15℃を超える暖かい陽気となりました。

その気温の影響なのか、ウグイスの初鳴きも確認できましたね(^^♪

 

それほど上手くない鳴き方ではありましたが、確かに「ホーホケキョ」と鳴いていたのでウグイスに間違いないと思います。

今後鳴き方が上手くなっていくにつれて季節が進み、あちこちで鳴くようになると本格的な春到来となりますね!

 

若干早いような気もしましたが、明日は啓蟄で冬ごもりしていた虫たちが活動し始める頃ともされているので、そのような時期になりつつあるのかな…とも思いました。

 

今日は曇りがちで少し気温も低め。一気に暖かくなるより少しずつ暖かくなった方が有難いので、暖かい日と少し寒い日を繰り返しながら春へと向かってほしいものです。

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肥料まき2回目

春の肥料まきはお茶の木に肥料を与えたり土づくりの目的がありますが、肥料の供給は短期的なものでは無く数か月単位。翌年の生育までも支える長期的なものとなります。

 

そのためジワジワと効果が続く有機質肥料を主体とした配合肥料(いくつかの肥料を混ぜ合わせた物)を利用しています。

合肥料を使用しているのは、一種類だけの肥料で栄養分に偏りが出来てしまうのを防ぎ、お茶の木の生育に適した成分になるようにするためです。

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1回目の時の肥料とは商品が違いますが、こちらも魚粕などの匂いがする肥料です!

魚粕の匂いは今回の方が美味しそうに感じますね(^^;)

 

そして回数を分けるのは、土としっかり混ぜ合わせるためであったり、よりジワジワ効果が続くようにするためです。またその年の天候に合わせて調節もしやすくなります。

 

有機質肥料も化成肥料も微生物に分解されることで、その肥料を植物が吸収できるようになります(化成肥料の方が分解に必要な工程が少ないことから早く効果が出ます)

 

そのため、土としっかり混ぜ合わせる必要があるのです。

一度に肥料を施すと混ぜ合わせた際にムラが出来る可能性が高まります。

 

また、分解が進み過ぎて一気に肥料の効果が出てしまう事もあります。

肥料成分は多すぎても利用しきれないため、余剰分の肥料は無駄になってしまいます。逆に不足するとお茶の木が疲弊しやすくなるため、生育期間は一定に効果が続く方が良いのです。

 

作業は大変になりますが、それ以上に回数を分ける事で得られる利点があるため、出来る範囲で回数を分けて肥料を施すようにしています。