こんばんは。
今日も日中は汗ばむくらいの陽気となりました。5日連続で20℃越え、そのうち4日間は23℃まで上昇しています。一気に季節が進んだような感じであり、体が季節の変化に追い付いていないのでは・・・と感じることが多くなっているこの頃です。
そして日中の暖かさとは反対に、昨日の夜から今朝にかけてはやや気温が低下する予報が出ていました。そのため心配していたのですが、結果は手元の温度計で6℃止まり。茶畑の方は山の斜面にあること標高差があることから、もう少し冷え込んでいると思いますが霜が降りるまでには至りませんでした。
もう2~3℃下がっていれば霜の危険性がかなり高まっていたので、そこまで冷え込みが厳しくならなかったことに安堵しています。
萌芽シーズン突入
早生品種の「おおいわせ」に関してはすでに萌芽した状態となっていますが、中生品種である「やぶきた」に関しては少しずつ萌芽が進んでいるところです。正直、もう少し時間がかかるかと思っていましたが、この頃の暖かさにより生育段階が一気に進んだ感じがありますね!
なお”少しずつ萌芽が進んでいる”と言いましたが、同じ品種でありながらも萌芽の時期は同じでは無いのです。これは畑の立地などの影響があるでしょう。
山の傾斜地に畑があるため、標高差やちょっとした地形の違いにより生育に差が生まれます。さらにナラシ作業の時期や中切り・深刈り作業の有無によっても違いがあるため、早い場所と遅い場所では10日程度の差が出来ることもあるほどです。
生育の早い場所では萌芽が始まっていますが、同時に萌芽までもう少し時間がかかりそうな畑もあります。現段階では1割程度の畑で萌芽済みか萌芽間近の状態、2~3割程度の畑はもう間もなく、残りの6~7割程度の畑でもう少し時間がかかりそうかな感じです。
今後しばらくは天気は雨や曇りながらも気温は高めで推移しそうな予報が出ています。日中の最高気温は極端に上がらなくとも、最低気温が高めで推移しそうなので生育を後押ししてくれることは確実でしょう。
日に日に茶畑の様子、チャノキの状態が変化していきそうです。