日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

一番茶シーズンは終盤へ

こんばんは。

今日は朝の最低気温が手元の温度計で7℃、そして日中は28℃まで上昇。20℃を超える寒暖差なので特にハードな作業をしていなくても疲れますね(^^;)

 

日射しもたっぷりと降り注ぎ良い天気となりました。

有難い天候なのですが、太陽の光を浴び続ける…というのにも体力が必要な気がします。心地よい疲れがあるので、今夜はぐっすりと眠ることが出来そうです。

一番茶シーズンは終盤に。

待ち遠しかった一番茶シーズンが終わろうとしている事に少し寂しさを感じつつも、同時に安心している自分もいます。

久しぶりの晴れ

一番茶シーズンは8日目を迎えました。

大体10日から14日程度の間に終わることが多いので、終盤に入りつつあると言っていいでしょう。

 

人によっては収穫の終わりが見えてきたのですが、うちの場合はあと3日から4日はかかりそうです。

もう少し雨の日が多く、収穫に時間がかかると思っていましたが、ここまで順調にお茶づくりを進める事が出来ました。

 

これからも天気は晴れの日が続きそうなので、順調に行けば今週末には一番茶シーズン終了となるかな…と思います。

最後まで気を抜かずに取り組んでいきたいと思います。

 

ちなみに先週はくもりや雨の日が多く、青空が広がる時間帯はほとんどありませんでした。

 

しかし昨日から天気が回復!

今日に関しては朝から晩までしっかりと晴れてくれました。

 

やはり晴れてくれると景色の輝き方が違うように感じます♪

 

またお茶の芽にとっても良いでしょう。

くもりの日続きで柔らかい葉となっていましたが、日を浴びる事で少しずつ充実。硬くなり過ぎると品質が低下しますが、ほどよく充実して来ると味も香りも一段と増してきます。

 

今後のお茶は香りなどのピークを迎える事になりそうです。

一番茶はシーズン折り返しへ

一番茶シーズン6日目の今日。

今日はお昼前から雨が降り出し収穫が行えたのは午前中のみでしたが、それなりに作業を進める事が出来ました。

 

もっと雨で収穫作業が行えない日があると思っていたので、比較的作業が行える日が多いことに有難さを感じます。

 

その一方で休みが無いためちょっとずつ疲れが溜まって来そうです。

事故や体調管理には最大限注意して過ごしたいと思います。

 

折り返しに

上河内地区での一番茶シーズンは短いと10日、長くても2週間程度です。

今日は6日目という事もあり日数的に考えれば折り返しとなります。

収穫済みの畑も徐々に目立ってきました。

 

今年の一番茶は晴れたのが初日のみ。

その後は雨が降ったり曇りの日が続いています。さらに気温も低めの日が続いているため葉が非常に柔らかいです。

 

もう少し充実したくらいが良いと思うので明日からの晴れに期待!

さらに良い芽になることを願いたいと思います。

 

また景色も晴れている方が鮮やかですしね(^^♪

お茶の葉の形を保ったまま保存する方法

こんにちは。

今日はお昼前から雨が降り出しました。風があったため朝露は乾いた状態であり、午前中の数時間だけでしたが収穫作業を行うことが出来ました。

 

先週の時点では雨で収穫が進まないかもしれない…と思っていましたが、意外と収穫を行える日が続いていますね。

今後も晴れの日が多く予報されているため、雨の影響で2・3日収穫出来ないということは無さそうです。

 

晴れてくれると茶畑もより鮮やかに見えるため、明日からの晴れに期待したいと思います。

 

蒸して冷凍保存

お茶の生の葉っぱは長期間保存することが出来ません。

 

緑茶の場合は収穫して半日程度のうちに熱を加えて加工してしまいますし、紅茶や烏龍茶などの葉を萎れさせて(萎凋)作るお茶も長くて24~36時間程度になるでしょうか。

 

2日、3日…とこれだけの期間であっても、生の状態で葉を保存することは難しいのです。

 

新芽の時期であればお茶の芽の天ぷらが美味しいのですが、生のお茶の葉の提供は非常に難しいことになります。

 

ただし生の葉を蒸した状態であれば、冷凍して長期間保存することが出来ます。

解凍すれば天ぷらなどにして食べる事も出来ますし、揉みながら乾かせばお茶にもなります。

※酸化酵素が失われている状態なので紅茶や烏龍茶には出来ません。

 

もしご家庭でお茶の木を育てている場合、飲むお茶ではなく葉っぱの姿が保たれた状態で保存したい場合は一度蒸してから冷凍することをおすすめします。

 

蒸す道具は普通の蒸し器で良いと思います。

蒸し時間に関しては、蒸気の量や葉の厚さや芽の量により変化させる必要があるので一概に言えません。

 

ただ葉っぱの変化を基準にすることが出来ます!

このようにお茶の葉っぱは表側と裏側で多少色が違います。

 

これがどちらも同じ色になればOK

色が違う場合は蒸しが足りないので、最低限両面が同じ色になるまで行ってください。

 

その後は十分に冷まし、ジップロックなどの密閉できる袋に入れ空気を出来る限り抜きます。

その状態で冷凍することで、葉の形を保ったまま長期間保存できるようになるのです。

 

機会がありましたらお試しください。

機械での収穫も開始! 最盛期へ向けてギアも上げていきます

こんばんは。

川根町上河内地区では一番茶シーズン3日目となりました。機械での収穫も始まり、徐々に最盛期へ向けて収穫量が増えていきますね。

 

五段変速であれば今は3速くらいでしょうか。

ピークには達していませんが、ほどほどの速度が出ている状態。今後は5速で駆け抜ける…というよりは、4速で一定の速さを保ちながら走り続ける日々となります。

今はまだ収穫を待っている茶畑の方が多いのですが、今後は収穫を終えた畑も目立ち始めますね。

上の写真であれば、真ん中より右側が収穫前の状態、左側が収穫後の状態となります。

 

収穫を終えた畑も借り残した葉が少しついているので、多少黄緑色が鮮やかな状態ですね。

機械での収穫も始まりましたが、まだ手摘みも行っています!

 

ゴールデンウィークになると帰省して来る方で少し賑やかにもなるため今後も楽しみですね。

一雨降るごとに良い茶畑に

こんばんは。

昨日は雨の影響で一日を通してお休みとなりましたが、今日は午前中の早い段階で雨が上がったため昼前から収穫を行いました。

 

昨日は午前中は弱い雨。

午後から少しずつ強くなり夜中には雷も鳴りましたね。

雨風ともに強かったので何らかの影響が出ていないか心配でしたが、特に問題もありませんでした。

もし雹が降るような天気だったら…と思うとゾッとします(-_-;)

 

そして今日はお昼前から収穫開始!

やはり一雨降り一日以上時間が経過しているため、茶畑の鮮やかさが増しました。

気温も高めなので収穫適期の状態へと少しずつ近付いて来ていますね(^^)/

 

お茶の新芽の色は一言で言えば「黄緑色」ですが、実は生長するにつれ徐々に色が変化します。

芽が小さい段階では黄色味が強い黄緑色なのですが、獲り頃に近くなるにつれ少し緑色が濃くなるのです!

 

一番茶シーズンはまだまだ序盤。

今後のお茶づくりが楽しみです!

巣箱を置くだけではミツバチは入りません

午前中の早い時間帯から雨が降り始め、午後からは時より激しく降る事もあるようになりました。

木々が大きく揺れる姿も見られるので風も出てきましたね。

 

今夜は荒れそうな予報が出ているので、倒木などが無ければ良いなと思っています。

 

ちなみにお茶の方への影響は多分大丈夫でしょう!

雹が降るとヤバいですが、まだ芽がやや小さい状態なので生育を待つ良い機会となりそうです。

 

そんな雨降りの今日は、ミツバチ用の巣箱の掃除などを行いました。

 

管理していない巣箱

昨年だったと思いますが、山道に無断でミツバチ用の巣箱を設置されました。

場所が場所なので移動を願う張り紙をしたのですが、1年以上経過しても変化がありません。

処分したいのですが、それを行うとこちらが問題に問われることがあるようなので、長らく手が出せない状態でしたね…。

ただ近くに原木シイタケを管理するほだ場を作りたい事もあり、先日移動させることにしました。

 

が…持ち上げようとすると天板が外れてしまいました。

ムカデやアリなどがたくさん住み着いていましたし、腐っている部分や腐りかけている部分も多いですね。外側はキレイなのですが、内部はかなり傷んだ状態でした。

 

これではミツバチが住処を探していたとしても住み着くことは無いと思います。

ミツバチがいない巣箱も手入れする必要があり、掃除などを行い内部をキレイすることで住み着いてくれる確率を上げることが出来るのです。

さらにキンリョウヘンやルアーを置いたり、はちみつや蜜ろうを巣箱に塗るなどの手入れをすることで、さらにミツバチが入る確率を高める事が可能となります。

 

巣箱は設置して終わりではなくその後の手入れが重要となるのです。

 

お願い

結局ゴミ同然の巣箱ではありましたが、処分は出来ないためすぐ近くの邪魔にならない場所に移動させてあります。

土台として利用したのだと思いますが、ボロボロになり始めた発泡スチロールなども出てきたので厄介でしたね。

 

近年ミツバチの飼育に挑戦する方が増えているのか、道端に巣箱が設置されている光景をよく目にするようになりました。

 

ただ人の土地に無断で巣箱を設置したり、設置後何も手入れをしないのはやめて頂きたいです。

道路の壁面の上に設置されていた巣箱が落下していたこともあります。

 

巣箱を設置しただけではまずミツバチは住み着いてくれないでしょう。

 

人の土地に設置したい場合は事前に確認を…。

そして自分の土地であったとしても設置した巣箱は責任をもって手入れをするようにして頂きたいものです。