日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

サツマイモの収穫

秋の味覚を早速収穫。今日はサツマイモの収穫を行いました。

今年はシルクスイートと鳴門金時を栽培。それぞれ違った特徴を持った品種を選択してみました(^^♪

カモシカにサツマイモの葉っぱを食べられてしまう被害を受けましたが、何とか収穫を行う事は出来ました。しかしながら、10株分でこの収穫量…。

小ぶりな物が多いですし、収穫できた個数も少ないです。本来のサツマイモの能力を考えると、もっと大きな物がゴロゴロと収穫出来てもおかしくないです。

 

やはり食害の影響かな…と思います。

イモはデンプンの塊、という事で光合成をしっかりと出来る事が収穫に直結すると思います。葉を食べられてしまったことが最大の要因になるでしょう。

 

しかしながら、一切収穫出来なかったわけではありません。少し物足りなさはありますが収穫出来た事に感謝。秋の味覚を楽しみたいと思います。

タマネギの植え付け準備

こんばんは。

10月も残り1日となりましたが、ここ1週間ほどは最低気温が10℃を下回り日中の最高気温も20℃前後と一気に季節が進んでいるように感じています。

 

昨年は11月上旬まで最低気温が10℃を上回っていたので、昨年と比べると2週間程度は寒くなるのが早いかなと思います。この頃の冷え込みの影響もあるのか山の木々も少しずつ色付き始め、川根路は秋本番を迎えようとしています。

 

家庭菜園に力を

昨日で化粧刈り作業が無事に終了。という事で、今週はタマネギの植え付けやサツマイモ・蕎麦の収穫など、家庭菜園に力を入れて行きたいと思っています(^^)/

 

まずは11月上旬に植え付ける予定のタマネギ用の区画の準備から。

今回の栽培ではマルチを使用して栽培してみようと思います。跳ね返りの雨粒が当たるのを防いだり土の保温効果などがあると思うので、大きく育ってくれると有難いです。

 

ちなみに11月上旬に植え付けるのは苗で購入してきたタマネギになります。そのほかに種から育てているタマネギもあるのですが、こちらに関しては11月中旬から下旬頃に植え付ける事が出来ると良いですね。

確実に大きく育ってきてはいますが、植え付けをする大きさにまでは至っていませんね。

今は生育には問題ない気温なのですが今後気温はさらに低下しますし、霜も降りるようになります。こちらもマルチを張る予定ではいますが、霜が本格的に降り氷が張るようになる前の植え付けを目指したいところです。

 

冬越しさせる野菜は栽培期間が長く、収穫までに時間がかかったり冬の間の見た目の変化にはあまり期待できないですね。ひたすらに待つのが少し辛くもありますが、その分収穫がより楽しみになるのでゆっくりと向き合って行きたいと思います。

化粧刈り終了

こんばんは。

10月最後の週末となった本日、無事に化粧刈り作業を終える事が出来ました(^^)/

 

午前中から作業を始め、作業が終了したのはお昼頃。かなり順調に作業を進める事が出来ました。火曜日や水曜日には用事があり作業を進める事が出来ない日もあったので、作業を始めてから終えるまでの期間は少し長めでしたが、正味で6日ほどの作業量となったかと思います。

9月末頃から行ったナラシ作業も正味6日間の作業なのでそれと同じになりますね!

作業を終えてお茶の木はより美しくなりました。ペラペラ飛び出ているような葉っぱはほぼ無いため、来年の一番茶の収穫作業もしやすくなります。

場合によっては春に化粧刈りを再度行う事もあるのですが、今の状態と維持出来ればこのまま一番茶が育つのを待つことが出来そうです。冬の強い風には耐えられると思うのですが、野生動物の被害が深刻化しているので不安なのはこの点だけですね。

これで2022年に最低限行う必要のある作業は全て終了しました。

今後は敷き草作業や草取りを行いながら、冬越しそして春を待つこととなります。2月の春の肥料まき1回目まではゆとりを持つことが出来ますが、近年野生動物からの被害が拡大しているため冬はその対応に力を入れて行きたいと思います。

お茶の木を美しく整えるのは見た目のためではありません

こんばんは。

昨日そして今日は最低気温が5℃まで下がりました。そして日中も20℃を下回る状態であり、一段寒さの段階が上がったような気がするこの頃になります。

 

ただ、日中に関しては体を動かす作業をしていると少し暖かく感じます。半袖とトレーナーそして厚めの上着を着て朝出掛けるのですが、しばらくするとトレーナーに関しては脱いでしまいます。

風が穏やかであること、そして日中に関してはまだ暖かいため過ごしやすいですが、あと1カ月もすると冬本番の寒さが始まるので、服の準備などもしっかりと進めて行きたいと思います。

 

化粧刈りは順調です

化粧刈り作業は残り38aほどとなりました。1日に20aから30aほど行うことが出来るので、2日あれば十分に終えられる段階にまで来ています。ただ、残っている畑の中にはやや斜面が急で入り組んでいる畑もあるため、体への負担的は少し増してしまいますね。

作業を終えた畑はピシッとそろっていて美しいです。

しかし、化粧刈り作業は見た目のために行っている訳ではありません。繰り返しになってしまいますが、収穫時に古い葉っぱが混入するのを防いだり、葉が傷付き病気に感染そして周辺に広めてしまう可能性を低くしたりするのが主な目的です。

見た目が美しくなるのはあくまでも目的を達成するための手段、結果として”そうなる”ものになります。

 

ただ、うっかり深く刈りすぎてしまうとせっかく残した葉層を減らしてしまいます。高さの調節がシビアであり集中して作業を行う必要があるのです。

連日の作業や所用続きで少し疲れ気味ではありますが、最後まで気を抜かずに取り組んで行きたいと思います(^^)/

冷え込み厳しいこの頃

こんばんは。

今朝は誰に話しかけても寒いというほどの冷え込みとなりました。手元の温度計を見ると5℃であり、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

 

すでに最低気温が一けた台になることはあったのですが、9℃や8℃と5℃では大違いですね(^^;)

ただ冬本番になると氷点下が普通のこととなりますし、まだまだ気温が下がっていく事を考えるとしっかりと冬の備えをしていきたいと思います。

現在は化粧刈り作業を進めているところではありますが、昨日は朝方に2時間ほど作業を行いその後は山梨県へ出掛けていました。そして今日は所用があり作業を進める事は出来ませんでしたが、明日からは再び化粧刈りを再開できそうです。

 

残り3日ほどの面積となりました。天候も良さそうなので、順調に作業を進める事が出来そうです(^^♪

化粧刈りビフォーアフター

日中も寒いと感じた1日。お昼前は暖かさも感じたのですが、午後になると寒さを感じる時が多くなりました。所によっては雨が降ったようで、黒い雲が見えたり冷たい風が吹いてくる事も多かったですね。

そして夕方になると上着にトレーナーなどを着ていても肌寒さを感じるような気温となりました。

 

手元の温度計を見た限りではそこまで気温が下がっていなかったのですが、風が冷たかった事も影響していたのでしょう。寒暖差が厳しい時期になるため、体調にはお気を付けてお過ごしください。

 

化粧刈りビフォーアフター

今年は四番茶芽の生育が良く、秋のナラシ作業の時に刈り落とす枝葉の量が多かったです。そのため、平年よりもお茶の木の表面は乱れた状態となっていました。

これでも刈り整えられていると思うのですが、化粧刈りを行うと一変します。またこのままの状態では冬から春にかけての強い風により葉がより立ち上がり、お茶の木の表面が乱れてしまうでしょう。そうなると一番茶の収穫作業にも支障が出てしまいます。

 

化粧刈り作業を行うと…

このような見た目になります。作業前と比べると一段と揃っているのが分かると思います(^^)/

この状態であれば、強い風が吹いたとしても葉が立ち上がりにくいですね。

 

葉の傷口もキレイにすることで病原菌が侵入する経路を減らすことができ、結果として病気の予防にも繋がるでしょう。化粧刈り前の状態では、上手く刈れず葉に傷がたくさんついた物もありました。それらを除去したりしっかりと刈ることで切り口をキレイにすることが重要になります。

 

化粧刈り作業は今日で折り返しとなったと思います。残り3日から4日の作業となりますが、変わらず丁寧に刈ることを心掛けて行きます。

化粧刈りでは僅かに飛び出た葉などを除去

こんばんは。

今日は寒暖差がより堪えた一日となりました。朝の最低気温は10℃、そして日中は25度まで上昇。晴れて日差しがたっぷりと降り注いだので気温が上昇したのでしょう。昼夜の寒暖差が10℃を超えるのは頻繁にありますし、15℃を超える事もたまにあります。

多少の慣れはありますが、15℃を前後となると少し疲れが増すような感覚になりますね。

 

ただ天候が安定しているため、化粧刈り作業は順調に進める事が出来そうです(^^♪

 

少し飛び出た葉っぱや芽

秋のナラシ作業でお茶の木の表面はそれなりに刈り整えられた状態となっています。

しかし、枝葉の量が多いためどうしてもうまく切れなかった葉っぱなどが残ってしまいます。またナラシ作業により今まで寝ていた葉っぱが立ち上がってくる事もありますね。

 

さらに遅れて伸びてきた四番茶芽などもあります。それらが影響してお茶の木の表面は微妙にデコボコしていますね。

これらの葉っぱなどを刈り落とし、表面をよりキレイに整えるのが化粧刈り作業となるのです。

 

ちなみに飛び出ている葉っぱは僅かな量ではありますが、そのままにしておくと来年の一番茶の収穫時に混入するリスクを高めてしまいます。また作業により傷が付いた葉っぱが残りやすく、さらに冬から春の強い風により一段と傷が付いてしまうため「赤焼病」に感染しやすい状態となるのでしょう(赤焼病は葉に出来た傷口から病原菌が侵入し感染します)

この葉っぱだけで済めばよいのですが、少しでも発病してしまうと周辺の健全な葉っぱにも感染が広まってしまうため、病気予防の観点からも重要な作業となりますね。

 

 

冬から春にかけての強い風や野生動物により茶の木の表面をさらされてしまった場合は春に再度化粧刈りを行う事もありますが、基本的には今回の化粧刈り作業で刈る作業は終えるつもりです。

今後は一番茶が伸びるのをただひたすら待つことになるため、丁寧な作業を心掛けて行きたいと思います。