日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

お茶の木を美しく整えるのは見た目のためではありません

こんばんは。

昨日そして今日は最低気温が5℃まで下がりました。そして日中も20℃を下回る状態であり、一段寒さの段階が上がったような気がするこの頃になります。

 

ただ、日中に関しては体を動かす作業をしていると少し暖かく感じます。半袖とトレーナーそして厚めの上着を着て朝出掛けるのですが、しばらくするとトレーナーに関しては脱いでしまいます。

風が穏やかであること、そして日中に関してはまだ暖かいため過ごしやすいですが、あと1カ月もすると冬本番の寒さが始まるので、服の準備などもしっかりと進めて行きたいと思います。

 

化粧刈りは順調です

化粧刈り作業は残り38aほどとなりました。1日に20aから30aほど行うことが出来るので、2日あれば十分に終えられる段階にまで来ています。ただ、残っている畑の中にはやや斜面が急で入り組んでいる畑もあるため、体への負担的は少し増してしまいますね。

作業を終えた畑はピシッとそろっていて美しいです。

しかし、化粧刈り作業は見た目のために行っている訳ではありません。繰り返しになってしまいますが、収穫時に古い葉っぱが混入するのを防いだり、葉が傷付き病気に感染そして周辺に広めてしまう可能性を低くしたりするのが主な目的です。

見た目が美しくなるのはあくまでも目的を達成するための手段、結果として”そうなる”ものになります。

 

ただ、うっかり深く刈りすぎてしまうとせっかく残した葉層を減らしてしまいます。高さの調節がシビアであり集中して作業を行う必要があるのです。

連日の作業や所用続きで少し疲れ気味ではありますが、最後まで気を抜かずに取り組んで行きたいと思います(^^)/