日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

肥料ふり 浅耕編

昨日は肥料ふりの

作業について投稿しましたが

今回は肥料をまいた後に行う

浅耕(せんこう)について

投稿したいと思います。

 

浅耕とは・・・

「浅耕」この言葉は

ほとんど聞くことがないと思います。

 

浅耕と書き「せんこう」と読みます。

意味としては

”浅く耕す”という文字通りの

意味を持っています。

 

”浅耕”という文字から

何となく意味は想像できますが

読み方が少し難しいですね。

 

お茶の肥料は、お茶の樹と樹の間、

30㎝ほどの畝間にまいていくのですが

まいた後は、機械を使って

”浅耕”していきます。

 

そのため

肥料ふりと浅耕は一連の作業となります。

 

使う機械はこちら

 

カワサキ機工さんの

「カルチ」という機械を使います。

 

この機械は

ずいぶん昔から利用しているため

少し傷んでいる部分があります。

 

しかし、まだまだ現役です!!

 

またこの写真の機械は

前輪2つと動力が伝わる後輪2つの

計2つのタイヤで動きます。

 

岡埜谷農園の圃場は傾斜地であるため

小回りがしやすく、扱いやすい

2輪タイプのカルチが適しています。

 

この2輪タイプのカルチは

現在では販売されていないのか

ほとんど、見かけることがありません。

 

現在では前輪1つに

後輪は2つの3輪タイプのカルチが

主流となっています。

 

私の家では

3輪のカルチもあるのですが

2輪と3輪を使い比べてみると

3輪の方が少し扱いにくいです…。

 

しかし、平地では3輪の方が

安定するため使いやすいのでしょう。

そのため主流になっているのだと

思います。

 

貴重な2輪のカルチを

きちんと手入れをしておき

いつまでも利用して行きたいです。

 

鍬が動きます

ホームセンターなどで見かける

耕運機は、ツメがぐるぐると回ることで

土を耕していきます。

 

一方、このカルチはというと・・・

 

少し見づらいですが

手鍬のような刃が付いています。

動き方も人が手鍬を使うときと

同じような動き方をします。

 

(ちなみに使用後に撮影したため

土などが付き少し汚れています)

 

この鍬が高速で動くことで

肥料と土を混ぜていくのです。

 

土と肥料を混ぜることで

分解が進み、根から吸収

されやすくなります。

 

また上河内地区では

まく肥料によっては

イノシシなどの野生動物に

食べられてしまう事があります。

 

有機質肥料は魚などを

原料とした物もあるため

イノシシから見たら

食べ物となるのでしょう。

 

土と混ぜることで

食べられてしまうことも

防ぐことが出来ます。

 

春肥一回目は

昨日までの3連休で何事もなく

行うことが出来ました。

 

次の作業は3月上旬の

2回目の春肥になります。