春の肥料まき2回目が完全に終了。
一番茶の収穫までに行うことが少しずつ減って来ています(^^;)
今後行う大きな作業は
・ダニの調査(場合によっては防除)
・肥料まき
・茶工場の掃除
・草取りや茶園周辺の整備
などでしょうか。
2月から今まで行ってきた作業と比べるとそれほど大変なものではありません。特に今年に関してはダニの発生も少なく作業によっては省略できそうです。
ただし、茶工場の掃除(4月)は丁寧に行う必要がありますし、シカが踏み荒らした場所が多いため茶園周辺の整備にも時間をかけたいところ。これらの作業を今後4月の中旬にかけて行うので、少しはゆとりを持って取り組めそうです(^^)/
ちなみに今年は茶園周辺の整備に力を入れたいですね。
と言うのも、斜面が崩れかかっている場所がいくつもあるため、大雨が降った時に大きく崩れないか心配になります。また作業中に足を踏み外す可能性も高まるため、怪我や事故防止の観点からも重要になる作業だと思っています。
どこまで形に出来るかは分かりませんが、本格的な小売りの開始へ向けた準備も進めたいものです。
使用後は丁寧に…
作業終了後はなるべくすぐに…。多少時間が空いてしまったとしても、必ず使用した道具の手入れを行います。
今回の肥料まきであれば、肥料を散布する道具「サンパー」や鍬。土を耕すクランクカルチという機械、そして軽トラックや地下足袋などを洗ってしっかり乾かす。洗えない部分はエアーコンプレッサーを使用して汚れを吹き飛ばすなどしています。
特に土と接触する鍬やカルチの金属部分は、そのままにしておくと錆びやすくなるため使用後は必ず洗うようにしていますね!
また今回は、少し前に行った化粧刈り作業で使用したナラシ機もキレイに洗いました。
カルチであれば土系の汚れが付きますし、ナラシ機などお茶の枝葉を切る機械も茶渋などが付くため作業後はそれなりに汚れます。
写真は洗った後になりますが、洗う前はバリカン部分やその周辺が茶渋で汚れている状態で銀色ではありませんでした。
ちなみに洗った後は良く乾かして油をさしてから保管します。
また次回使用するまでの期間が長い場合は燃料タンクから燃料を抜いたりする必要もありますね。
決して高い機械ではありませんし、そもそもお茶づくりを支えてくれる重要な道具・機械たちなので、手荒に使用する事だけはしたくありません。
長年使用していれば故障することもありますし、新品同様のきれいさは保つことが出来ませんが、なるべく丁寧に手入れし長く使えるようすることを心掛けています。