日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

春の肥料まき中の一コマ

今日は所用があり久しぶりに地区外へ出掛けました。

所々で河津桜が見頃となっていますし、大井川の河川敷などに生えている柳の芽が膨らんで来ているのか少し黄色っぽく見えるようにもなってきましたね。

 

ソメイヨシノの蕾はまだまだ堅そうですが、あと2週間もすると開花が始まる頃とされているため、植物の変化からも本格的な春の訪れが着々と近付いている事を実感します。

 

その一方で、ほんの少し前まで日中も厳しい寒さでしたし、今でも朝晩の冷え込みは氷点下を下回ることがあるためか、日中の暖かさが異常なような気持ちも少々…。

確かに日中は春らしさを感じる暖かさとなっていますし、植物の変化からも春らしさを感じますが、一気に季節が進み過ぎているような感覚にもなります。

 

雨が降って欲しくもありますし、今後の天気が非常に気になっているこの頃です。

 

肥料まき中の一コマ

今回は無事に肥料まきを終えたこともあり、作業期間中に撮影した写真の中から気に入った物を投稿したいと思います。

 

今回の肥料まきでのベストショットはこちら!

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肥料まき後の浅耕作業中の一コマです。

※機械は停止した状態で撮影しました。

 

浅耕は土と肥料を混ぜ合わせるだけでなく、有機物の分解を促進する効果もあります。

 

耕している畝間(お茶の木と木の間)は、作業で刈り落とした枝葉が集中する場所です。

 

毎年1t2t単位で枝葉を刈り落とし、さらにお茶の木を手入れする際には歩く場所でもあります。

空気の層が無いと刈り落とした枝葉の分解がされにくくなり、土づくりの観点からもお茶の木の生育の観点からも良い状態とは言えなくなるのです。

 

対してお茶の木の内部は自然に落ちた葉が積もっています。こちらの部分でも腐植が生まれていますが、木の内部という事もあり耕す事は出来ません。

 

また耕さずとも落ちる葉の量が少ないためしっかりと分解されます。

 

そのため、枝葉を刈り落とす場所である畝間部分はしっかりと耕し有機物の分解を助ける必要があるのです(^^)/

 

ちなみに地球温暖化対策として耕さない栽培方法に注目が集まる事もありますが、これは土の状態が好気状態であることが条件となります。

いくら有機物を施したところで、嫌気状態であればメタンガスなどが発生する事もあるため温暖化対策には一切繋がりません。

 

場所や降水量などの環境条件、有機物の量によっては不耕起ではなく適度に耕した方が温暖化対策となると思います。