静岡県のお茶にまつわる都市伝説?のようなものを紹介していく、その第二弾です!
前回は、学校にまつわる静岡県ならではの、お茶との付き合い方(静岡県 お茶にまつわる都市伝説 学校編)を投稿しましたが、今回は家庭編です。
家庭でのお茶との付き合い方であったり、お茶のと関係性を投稿していきたいと思います(^^)/
※静岡県内にある、全ての家庭に当てはまるわけではありません。
マイ茶葉
お気に入りの商品、あるいはブランド。
それらは、誰もが1つは持っているものだと思います。
家電を買うなら、車を買うならこのメーカーの物を…、洋服を買うなら、食料品を買うならこの店舗で…。
もっと身近で、でもあまり意識していないものでは、コンビニや自動販売機で買う飲み物もお気に入りがあると思います。
例えば、コーラを買うなら「コカ・コーラ」か「ペプシ」のどちらかに偏っていたり、缶コーヒーであればブラントと無糖や微糖などの甘さなど、色々あると思います。
そのように、様々な商品にお気に入りのブランドがあるように、『お気に入りの茶葉(マイ茶葉)』を持っている人が静岡県には多くいます!
『マイ茶葉』として、特に明確な定義があるわけではないのですが、普段よく飲むお茶の産地と加工方法が決まっていたりします。
例としては「川根産の浅蒸し・普通蒸しのお茶」であったり、「掛川産の深蒸し茶」といったような感じです。
現在では、お茶屋さんでお茶を購入する人が少なくなりつつあるのですが、お気に入りの・行きつけのお茶屋さんを持っている人も、まだまだいますね!
そして、茶葉にこだわりが強い方の中には、旅行にもお気に入りの茶葉を持って行く方もいるようです(^^;)
お茶の生産者としては、それほどまでにお茶にこだわりを持っていただけることが、とても嬉しいですね(^^♪
お茶専用の冷蔵庫!?
お茶の家庭での保存場所は、冷蔵庫または冷暗所などが一般的です。
そしてお茶をたくさん飲む過程では、お茶を保存するための専用の冷蔵庫を持っていたり、冷蔵庫の一角をお茶専用のスペースにしている方もいます。
私の家でも、数年前までは小型のお茶専用の冷蔵庫(冷凍庫がないタイプの物)がありました。
しかし、古い冷蔵庫だったため壊れてしまい、冷暗所で保存するようになりました。冷暗所であっても品質に影響が出なかったため、新しい冷蔵庫は購入せず、今でも冷暗所で保存しています。
お茶専用の冷蔵庫を持っている方は、特にお茶の産地に多いような気がします。
そして1年間に消費する茶葉の量は㎏単位…!そのような家庭では、お茶専用の冷蔵庫であったり、お茶を保存するための専用スペースを確保している方が、多いと思います。
新茶はどこからともなく…
4月や5月になると、静岡県はまさに新茶商戦!
各地でイベントが開催されたり、お茶屋さんには『新茶』の幟が、テレビのCMや新聞の広告でも『新茶』の宣伝が行われるほどです!
そして、その『新茶』は買う物ではなく、貰い物として頂くことが多くあります。
静岡県は茶農家やお茶屋さんなど、お茶に関係した仕事をしている方も多く、親戚など身近な関係者にこのような方がいる家庭も多いです。
そのため、お歳暮やお中元のような感じであったり、多めに購入した『新茶』をお裾分けする、というような形で『新茶』をあげたり頂いたりすることがあるのです!
まとめ
今回は、お茶の産地静岡ならではのお茶に関する都市伝説のような、静岡県お茶あるあるについて書いてみました。
静岡県はお茶の生産量が多い産地ですが、同時に消費量も日本一の地域です。
そして、生産される環境は様々。牧之原や掛川のような里のお茶もあれば、川根や天竜のような山のお茶もあります。
一言で静岡茶と言っても、その特徴や味は実に様々です!
その違いを楽しみ、お茶のある暮らしを楽しむ!お茶との関係が濃密であるからこその、静岡県民とお茶の関係です。