日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

冬から春へ…植物が見せる春の姿

静岡県は相変わらず、晴れと乾燥が続いています。

 

雨は約一か月間の間にほんの1㎜2㎜ほどの降水量しかなく、静岡県の県庁所在地である静岡市を流れる一級河川「安倍川」では、瀬切れが発生しています。

 

瀬切れというのは、川に水が流れていない、海と川が繋がっていない状態のことなのですが、河口から5kmほどの間で水が流れていないそうです。

 

そのため安倍川に架かる橋、例えば東名高速道路や国道一号線、JR東海道線東海道新幹線などからは、水が流れていない安倍川の姿を見ることになります。

 

幸い、飲み水などへの影響は出ていない状態なのですが、同じような乾燥が夏に発生してしまうと、農作物などへ大きな被害が出てしまっていたかもしれません。

 

まだ、しばらくの間は雨が降りそうにない静岡県内…。そろそろ、まとまった雨が欲しい所です(>_<)

 

寒くも春の気配…

先日は二十四節気の1つ『大寒(だいかん)』

 

大きいに寒いと書くだけあって、1年で一番寒い頃となります。川根町上河内地区も、連日最低気温は氷点下になり、水たまりなどが凍っているのをよく見るようになりました。

 

 

ただ、静岡県は日本の中でも温暖な地域…。低低気温が氷点下になることはあっても、最高気温が氷点下になることは、標高の高い山に登らない限り、ありません(^^;)

 

 

乾燥と寒さが厳しい日が続いていますが、日が暮れる時間が少しずつ遅くなったりと、季節が進んでいる気配は感じます。

 

そして空だけでなく、地面からも春の気配を感じるようになりつつあります(^^)/

地面からちょこっと、芽を出しているのは『スイセン』の芽です!

 

毎年、大寒を過ぎた頃になると、徐々に芽が出てきているのを見るようになります。

 

 

春の訪れを感じさせる花の1つ『スイセン』ですが、その葉っぱには毒が…。

 

スイセン』は『ニラ』と葉の形や色合いが似ているので、間違って食べたりしないように注意してください!

 

 

ちなみに『スイセン』ですが、温暖な静岡県内…伊豆の下田の方では、すでにスイセンの花が咲き、見頃になっている所もあるようです!!

 

そして、梅の花もチラホラと咲き始めました!

まだまだ、つぼみの状態のものが多いのですが、枝の所々にはこのように咲いている物も…。

 

つぼみの状態のものもだいぶ膨らんできているため、近いうちに見ごろとなりそうです。

 

 

1月も残り1週間ほど…。2月になれば、梅や寒桜が見ごろの季節になりますし、学校なども卒業間近になり新生活の準備も進めて行く、季節だけでなく生活面でも春に移り変わっていきますね!

 

大寒』は冬の最後の二十四節気

そして、次はいよいよ『立春』春の到来です!

 

まだまだ寒さは続きそうですが、季節は確実に移り変わるもの…。

 

ちゃんと春を迎えることができるように、ちゃんと準備をしていきたいと思う今日この頃です。