伊豆の特産物といえば、ワサビやミカン、シイタケなどの農産物に、キンメダイなどの海産物…。
美味しい食べ物がたくさんある地域です(^^)/
他にも観光名所や魅力的な温泉が数多くある伊豆も、お茶の産地である静岡県内…。お茶の栽培や生産も行われています!
静岡県では、主に煎茶(浅蒸し・普通蒸し煎茶、深蒸し煎茶)が作られているのですが、伊豆では『ぐり茶』といわれるお茶が生産されています。
ぐり茶というお茶は、正式な名前を『玉緑茶(たまりょくちゃ)』といい、普通の煎茶と同じように蒸して作られた物(蒸し製玉緑茶)と、釜で炒って作られた物(釜炒り製玉緑茶)があります。
伊豆地域で作られているのは、葉を蒸して作る、蒸し製の玉緑茶です。
ちなみに、「玉緑茶」の産地として有名なのは『佐賀県嬉野』で、九州での生産量が多いお茶です。
そのため、お茶の産地静岡県!といっても、ぐり茶(玉緑茶)に出会うことは少なく、今まで飲んだことも見たこともありませんでした。
そんな「ぐり茶」と初めて出会ったのは、旅行で訪れた伊豆でした。ホテルの部屋に置いてあるお茶が『ぐり茶のティーバッグ』で、少し香ばしさを感じさせる香りと飲みやすい味で、美味しかったです(^^♪
伊豆地域、特に伊豆高原などでは、お土産物として『ぐり茶』が販売されているのをよく見ました。
茶筒も楽しめる伊豆のぐり茶
私が『ぐり茶』を購入したのは、伊豆高原にある「ケニーズハウスカフェぐらんぱるぽーと」という施設です!
「伊豆ぐらんぱる公園」の隣にある施設で、カフェや食事処やお土産物店があります。
ちなみに、昼食を食べるために訪れたのですが、ラーメンやカレーなどの定番メニューから、海の幸豊富な伊豆ならではの海鮮丼などもあり、食べた海鮮丼はとても美味しかったです!
そして、その「ぐらんぱるぽーと」で購入したのがこちらの『ぐり茶』
内容量は20g!小さな茶筒入りの「ぐり茶」です。
20gであれば、試しに買って飲んでみるのには適していますし、何よりも茶筒のデザインが良かったです(^^)/
写真はウサギの模様が入った茶筒ですが、他にも桜などの花の模様の茶筒など様々な種類のものが販売されています!
お茶だけでなく茶筒も楽しめる、伊豆へ行った記念になるお茶です。
茶葉の見た目は…?
『ぐり茶』の茶葉はどのようなものなのか、茶筒のフタを開けてみます!
開けると、中蓋がしてあり、茶葉の敵である湿気や空気などを通さない、ちゃんとした作りになっています。
ぐり茶を飲み終わった後でも、茶筒はしっかりと使用し続けて行けそう!
旅行などへ行くときは、この茶筒に上河内茶を入れて持って行き、旅行先でも地元の味を楽しむことができそうです(^^♪
そして茶葉の見た目は…こんな感じです。
浅蒸し・普通蒸しの煎茶と比べると、少し細かい見た目になっています。
というのも、伊豆の『ぐり茶』は蒸し製!蒸して作られるお茶であり、蒸し時間は1分から2分ほど…。
たっぷり時間をかけて蒸され、精揉機(せいじゅうき:この機械を使用すると茶葉は針のようになる)という機械を使用しないため、このような見た目になります。
ちなみに煎茶(浅蒸し・普通蒸し煎茶)の茶葉はこんな感じです。
ずいぶん見た目が違うと思います。
同じお茶の樹からとれる葉っぱでも、加工方法が異なれば、見た目も味も香りも違うものになります。
さらに、同じ茶葉でも淹れ方を変えることで、味や香りが違うものになったりもします。それが、お茶の面白い所です(^^)
今晩、飲むお茶は伊豆のぐり茶!!
その味や香りは、後日投稿していきたいと思います。