日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

霜と茶畑

こんばんは!

今日は節分、明日は立春ということで、暦の上ではいよいよ春が訪れる季節になりましたね!ただ、まだまだ寒い日も続いていますが…(^^;)

 

今日の上河内地区の天気は、朝からお昼までは快晴でその後は雲が広がるようになり、夕方から現在までは雨が降り続いています。

 

雨がほとんど降らなかった先月と比べて、今月は天気予報を見ても傘マークがいくつかあるため、雨不足の心配はしなくてすみそうです!

 

春を迎えるにあたって、お茶づくり。茶畑の作業も本格的に始まりました!!

 

今日は肥料(春肥)を茶畑にまくお仕事をしたのですが、これについては次回に投稿し、今回は霜が降りた茶畑の写真を投稿したいと思います。

 

冬から春にかけて見ることができる霜が降りた茶畑…。今朝は強く霜が降りたため、緑色の茶畑が白っぽくなりました!

 

 

霜は

・気温が低い

・天気が良い(雲がない空模様)

・風が吹いていない

この3つの条件が整うと発生しやすいです。

 

今朝は、風も吹いていなかったですし、雲一つない快晴で気温も低かったため、このように辺り一面白くなるほどの霜となりました…。

 

寒さに強い状態となっている、休眠中のお茶の樹に霜が降りても、お茶の樹はへっちゃらです(^^)/

 

ただし、あくまでも休眠中だけ…。新芽が伸びる季節(3月下旬)にこのような霜が降りてしまうと、お茶の新芽は枯れてしまいます(>_<)

 

そのため、一面白くなった茶畑を見て「キレイだな」と思えるのは今の時期だけ!!3月頃になると、「霜が降りませんように…!」と祈る日々が続きます。

 

 

今シーズンは暖冬傾向なのか、このように一面が白くなるほどの霜は、例年に比べて少ないです。

 

お日さまの光が当たり始めると融けてしまう霜。朝早くから短時間しか見ることのできない、寒い中でしか見ることができない、冬ならではの光景です!