日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

2月中旬の茶畑

2月の上旬から始めた春の肥料まき(春肥)の1回目が、今日で終了しました!

 

土日しか行うことが出来なかったため、開始から2週間ほど経過していますが、実際に肥料をまいたのは”正味4日”です。雨が降ったりして行えなかった日もありましたが、順調に行うことが出来ました。

 

一番茶(新茶)の収穫までに行うことは、あと「ナラシ」と肥料ふり(春肥の2回目と芽出し肥)この3つが主なお仕事になります!

 

今回行ってきたのは、春肥の1回目になります。一度に肥料をまいてしまうと、お茶の樹の根を痛めたりする原因にもなりますし、適切な時期に行うこともできません。

 

そのため、上河内地区では春にまく肥料は2回に分けて行っています。ちなみに、2回目の春の肥料まきは2月の末から3月上旬にかけて行う予定です。

 

2回目ではどのような肥料をまくのか、また2回目の肥料の目的などは、2回目の肥料まきの時に投稿していきたいと思います(^^)/

2月中旬、現在の茶畑は、まだ大きな変化はありません。

しかし、少しずつ僅かに新芽は膨らみ始めています。

 

毎日見ていても分からないほどの変化ですが、それでも確実に春へと、初夏へと、芽を伸ばす準備を始めているのです。

 

花粉が終われば…

写真の奥側に見える山の斜面の樹は『スギ』です。

不鮮明な写真ですが、樹の色がほのかにオレンジや赤っぽく見えませんか?

 

実は、花粉がたっぷりついているから、オレンジがかっていたり赤っぽく見えるのです…(>_<)

 

花粉症のある人には、実に辛い季節の到来になりますね…。私自身も花粉症なので、この時期だけは樹々に囲まれているのが嫌になります。

 

すでに花粉の飛散は始まっているので、今後1か月ほどは辛い期間となりそうです。

 

ただ、花粉のピークが終われば、山の木々も茶畑も、少しずつ鮮やかな黄緑色へと変化していきます。

 

鮮やかで眩しくさえ感じる、1年で一番茶畑がキレイに見える季節も、もう間もなく到来…。暖かさが増すにつれ、新茶の季節も近づいてきます!