日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

手作りフレーバーティーに挑戦

フレーバーティー」という言葉は聞いたことがありますか?

 

簡単に説明すると、お茶にフルーツや花などを混ぜたり、香りを付けたりしたお茶のことです。一般的には、紅茶にドライフラワーやドライフルーツなどを加えたものが、多く販売されています。

 

しかし日本茶の世界にも、徐々に「フレーバーティー」として飲む楽しみ方も浸透しつつあります。(例えば、ゆずの皮や色んな花の花びらなど…)

 

 

私自身は今まで、純粋なお茶(何かを混ぜたりはしていないお茶)ばかりを飲んできました。

そこで日本茶の「フレーバーティー」はどのような物なのか?

自分で、フレーバーを作るところから挑戦してみることにしてみました。

 

 

かんきつ系のフレーバーづくり

今回フレーバーティーを作るにあたって、選択したフレーバーは「かんきつ」になります。

具体的に”柚子”とか”みかん”とか品種も言えるといいのですが…詳しくは分かりません(^^;)

 

自宅の裏にいつの間にか生えてきたかんきつの樹。そして、自然に実を付けるようになりました。

 

実の味はそれほど良いとは言えないのですが、フレーバーティーに使用するのは皮の部分…。皮からは良い香りがしてきたので、その実を使用することにしました(^^)/

 

樹の大きさは高さ4メートルほど…。高枝切ばさみを使用して枝ごと実を収穫しました!

 

実ひとつの大きさは、ソフトボールよりも大きい程度。皮はきれいな黄色をしています。

 

 

手剥きとピーラーと…

フレーバーづくりに使用するのは、かんきつの皮の部分…。

ということで、皮を剥いて乾燥させる必要があります。この作業が第一段階です。

 

皮を剥く方法は2つ考えて実行しました。

1つはピーラーで薄く皮を剥く方法。

もう1つは、手で皮を剥く方法で行いました。

 

準備を終えた皮がこちら↓

右が手で皮を剥いたもの、左がピーラーで剥いたものです。実の部分も1つだけ干しています。

 

手で剥いた物は、あの白い部分もたっぷりと付いた状態で、ピーラーで剥いた皮は、黄色い部分だけ。実の表面を削り取るようにして剥きました。

 

ちなみに、手で剥いた皮もピーラーで剥いた皮も、それぞれ収穫したかんきつ1つ分の分量です!

 

 

今回行った準備はここまで…!

あとは天日によって、よく乾燥させていきます(^^♪

 

カラカラに乾燥し、力を加えたら砕ける程度にまで、時間をかけて干していくつもりです!

 

果たしてどのようなフレーバーティーが作れるのか…?

初めてのことなので、失敗もするかもしれませんが、色々試しながら挑戦していこうと思います(^^)/