季節は秋!
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など『○○の秋』という言葉を聞くことが多くなる季節ですね(^^)/
本格的な秋へ向けて、春から育ててきたポップコーンを収穫!
4~5か月間にわたる栽培も、ようやく終わる時を迎えることとなりました…。
収穫のサインは「茶色く枯れたら」
ポップコーンは、茹でて食べたりするスイートコーンなどのトウモロコシと違い、実を充実させ乾燥させる必要があります。
そのため、一般的なトウモロコシであればヒゲが茶色くなった頃に収穫しますが、ポップコーンの場合は茶色く枯れた頃に収穫を行うのです!
葉っぱやコーンを包んでいる皮が茶色くなり、枯れてきた頃が収穫のサイン。
葉っぱはずっと緑色のままではなく、ある時から少しずつ茶色くなり始め、次第に枯れている部分が広がって行きます。
枯れる状態まで置くことで、ポップコーンの乾燥が進みます。
もし、水分がたくさん含まれた状態で収穫してしまうと、上手く爆ぜないのです!
そのため、収穫が待ち遠しいですが、じっと我慢して茶色く枯れるまで待つ必要があります。
ちなみに、アブラムシなどの害虫の被害には遭いやすかったですが、動物が食べてしまうことはありませんでした。たぶん、甘味の強いスイートコーンではなかったため、動物に狙われることがなかったのでしょう…。
ポップコーンの実
収穫は、普通のトウモロコシと同じ!
しっかりと皮に包まれたコーンを握り、下の方へ向かって強く引っ張り、もいでしまいます。
枯れて乾燥しているものほど、簡単に収穫することが出来ます(^^♪
実を収穫したら、次は周りの皮を剥いていきます。
皮を剥くとキレイなオレンジ色をしたポップコーンたちが姿を見せます。しっかりと、隙間なく粒がならび、1つ1つがパンパンに膨らんでいます。
やはり皮を剥いて、この状態を始めて見た時は「やったー!」と思うばかりです(^^)/
キレイな粒たちがしっかりと並んでいる姿は、数か月間の栽培の苦労をすっかりと忘れさせてくれます。
ちなみに、今回収穫したポップコーンは、長さは普通のトウモロコシと同じくらい…。しかし、実の直径は少しスリムです!
これは、たぶんポップコーンの特徴だと思うのですが、もしかしたら7月の日照不足や低温が少し影響しているのかもしれません。
ポップコーンを包んでいた皮は、剥き捨てることはせずに、上の写真のように残しておきます!
乾燥を進める効果もあるため、完全に取り除くことは避けましょう。
何本か収穫しましたが、中には害虫の影響を受けた物もありました…。
スカスカの状態。まだ、一粒一粒の実が小さい時に、虫に食べられてしまったのでしょう。
また、周りの皮にアブラムシが何十匹も付いている物もあり、全く害虫の影響を受けずに育てることは難しいことが分かりました。
特にアブラムシに関しては、普通のトウモロコシ以上にたくさん発生する印象を受けました。
そのため、アブラムシを中心とした害虫対策は、ポップコーンを育てる時には必須です!
収穫後はとにかく乾燥
ポップコーンは、収穫したからと言ってすぐに食べることが出来る訳ではありません!
収穫は葉っぱなどが枯れ、乾燥してきた頃…と言いましたが、収穫後もしっかりと乾燥させる必要があります。
そのために、収穫は必ず晴れた日に行います。
収穫し、皮を剥いた状態で半日ほど直射日光に当てることで、湿っぽい茎部分などがある程度乾きます。
また、雨の後に収穫を行うと、枯れた葉っぱがヌルヌルしてしまう事があります。
カビの温床となってしまう事もあるかもしれません…。そのため、収穫直後は直射日光に当てて乾燥させることで、余分な水分を飛ばしてしまうのです(^^)/
半日ほど直射日光に当てたら、あとは雨の当たらない軒先などに吊るして乾燥させます。
2・3本くらいでポップコーンをまとめ、麻ひもや紙ひもなどで縛ります。
紐の両端に同じ重さくらいのポップコーンを縛り付けることで、干す時にも安定感が出ます。たくさんまとめて縛ると、ひもの材質によっては重さに耐えきれないため、多くても3本か4本までにしておくといいでしょう。
この状態で、しっかりと乾燥させます。
とにかく、「これでもか!!」と言うくらい乾燥させます。
乾燥が不十分だと、炒った時に上手く爆ぜないため、しっかりと乾燥させることが最重要です!
ちなみにこの状態でも、コーンの表面に爪を立てて力を入れても、傷が付かないほど皮が硬いです。
硬い皮があり、しっかりと乾燥させ水分を減らすことで、上手く爆ぜるポップコーンとなります!
収穫は終わってしまいましたが、まだ調理し食べたわけではありません。
上手く爆ぜることが出来れば、ポップコーン栽培は成功!
しっかりと乾燥させ、調理したらその成果を再び投稿したいと思います(^^)/