夏野菜の植え付けが本格化するシーズン。
様々な種類、品種の野菜の苗が売られていますが、トウモロコシについては苗を植え付けるより、種を直接土にまく『直まき』を行った方がおススメです(^^)/
今回は、トウモロコシの直まきがおススメな理由。
種を直接まくことのメリットについて投稿したいと思います。
トウモロコシは真っ直ぐな根が伸びる
今年の夏の家庭菜園のテーマとして”ポップコーン”を育てていますが、ポップコーンもトウモロコシの一種。写真は、現在育てているポップコーンの物を使用して説明していきます!
トウモロコシ類の種をまくと、一週間から二週間ほどで完全に芽が出てきます。
その後の生長は気温に大きく影響されるのですが、暖かい日が続くと生長も早くなります。
トウモロコシの苗として販売されているのは、このくらいのサイズになるのではないでしょうか…
葉っぱが数枚でていて、大きさは5cmから7cmほどです。
ポットに土を入れ、種をまき育てているのですが、芽が出てきてしばらくの間は、直まきしたものとあまり違いはありません。
しかし、芽が出てから二週間も経過すると、徐々に生長に差が出来るようになるのです(゚д゚)!
今回の栽培で、直まきしたものと写真のポットにまいたものを比べると、圧倒的に直まきしたものの方が生長が早いです。大きさも全く違います。
なぜ、同じタイミングで種をまき、同じ土と品種を使用しているのに違いが生まれるのか…?
それは、トウモロコシの根っこの生長の仕方に理由があります。
上の写真、ポットで苗を育てているトウモロコシをポットから外して根っこを見てみます!
うっかり、根っこを切断しないように、丁寧にポットから外し土を払った姿がこちら↓
根っこは、葉っぱの三倍ほどの長さがあります。
この長い根っこが、ポットの中でぐるぐる巻き状態になっていたのです。
トウモロコシは、根っこがまっすぐに、長いものが伸びます。
そのため、直接土に種をまけば、生長したいように、伸びたいように根っこを伸ばすことができるのですが、ポットでは根っこの生長が妨げられてしまいます(-_-;)
そのため、生長に差が生まれてしまうのです!
ポット苗は根を傷つけないように…
トウモロコシ類を育てる時は、なるべく土に直接種をまく『直まき』をした方がおススメです。
根っこが順調に育ってくれるため、元気なトウモロコシを育てることができます。
種まきをしてからの生長も順調…。スクスクと生長してくれるのです。
しかし、ポット苗のトウモロコシでも、注意して植え付けを行えば問題はありません!
とにかく大切なのは「根っこを切らないこと」「根っこに傷をつけないこと」です。
ポットから苗を外す時に、根っこに傷をつけないように、優しく取り扱います。
また、苗を選ぶときは、大きなものよりも小さな苗を選んだ方が良いです(^^)/
苗が大きいと、ポットの中で根っこがぐるぐる巻きになっていることがほどんどです。ポットから苗を外してみると、根っこがとても窮屈そうな状態となっています。
(小さな苗でも、多少ぐるぐる巻き状態になっています)
小さな苗の方が、根っこに多少の余裕があり、ダメージも少ないです。そのため、植え付け後の生長がしやすくなります。
まとめ
・トウモロコシは、真っ直ぐな根っこが伸びる野菜
・根っこがスクスクと伸びると、生長も順調に進む
・根っこが生長しやすいように、土に直接種をまいて育てるのがおススメ
・ポット苗の場合は、根っこを切ったり傷つけないように注意