日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

ニンニクの収穫

こんばんは!

今日は未明から強い雨が降りました…。

 

ザーザーと音を立てて降る雨。まるで台風が来た時のような…そんな強い降り方でした。

 

たっぷりと雨が降ったので、川の水は茶色く濁り水かさも増しましたが、近所では土砂崩れなどの災害の発生はなく一安心です(-_-)

 

しかし西日本から東日本へ、強い雨を降らせる雲が移動し、各地で大雨となっています。

お気を付けください!

 

 

昨日の夕方から雨が降り始めた静岡県島田市川根町ですが、今日のまとまった雨が降る前に、ニンニクの収穫を澄ましてしまいました!

 

今日は、ニンニクの収穫のポイントについて投稿したいと思います。

 

 

晴れの日に収穫

ニンニクの収穫は、なるべく天気が良い日に…。晴れた日に行うのがおススメです。

 

また、晴れた日でも雨が降った直後などは、土にたっぷりと水が含まれているので、雨上がり直後も避けた方が良いと思います。

 

ニンニクを保存するためには、よく乾燥させる必要があります。

そのため、乾燥が進む日である、晴れの日に行うのが良いのです(^^)/

 

また、植物の病気の大半は『カビ』を原因としています。

カビは、ジメジメとした所に生えたり、湿気の多い時期に生えてくることが多いものですね…。

 

そのため、長雨が降ったり、土が湿りすぎている状態では、病気に感染しやすくなってしまうのです(-_-;)

 

そして病気になるのは、生長中だけ、育てている時だけではありません!

収穫時に傷をつけてしまったり、環境が悪かったりすると、保存中に病気になって腐ることがあります。

 

保存性を高めるためにも、病気などを防ぐためにも、晴れた日に収穫をするのがおススメです!

 

 

土と葉っぱをつけた状態で乾燥

ニンニクの収穫方法ですが、特別な道具などは必要ありません。

 

根元付近を握り、ゆっくりと上へ引っ張ると…

根からすっぽりと抜けます(^^♪

 

育ててきたものを収穫する瞬間は、何度体験しても良いものです(^^)/

嬉しい気持ちと達成感があります。

 

収穫したニンニクは、これで全て

少し小ぶりな物もありましたが、十分な大きさと数を収穫することができました。

 

 

そして、収穫後にする重要な事が「乾燥

ニンニクを乾燥させることで、長期間にわたって保存ができる状態にするのです。

 

乾燥させる時のポイントが、

葉っぱを付けたままにしておくこと

土を付けたままにしておくこと

この2つです。

 

葉っぱを付けたままにすることで、効率よくしっかりと乾燥させることができます。土も同じで、乾燥を進めたり、ニンニクの表面を保護してくれる効果があるのです。

 

販売されているニンニクには、葉っぱが付いていません。また、土が付いていると「汚れている」と感じるかもしれません(>_<)

 

しかし、乾燥させてしまうまでは、このままの状態にしておきましょう!

しっかりと乾燥させることができたら、余分な葉っぱを切り落とし、土も軽く払って、ネットなどに入れて保存することができます。

 

 

軒先に吊るす

乾燥中は雨が当たらない所に、ニンニクを移動させなければいけません!

 

私がおススメするのは軒先。

ニンニクを数個ずつまとめて縛り、物置の軒先に吊るして乾燥させています。

軒先に吊るして乾燥させれば、雨に当たる心配はありません!

 

また、何かしらの動物にいたずらされることもありませんし、風もよく当たるようになるので乾燥も進みます。

 

 

しっかりと乾燥させることで、ニンニクを長期間楽しむことができます。

乾燥させること、天気予報を見て計画的に収穫をすることが大切です。