日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

ソラマメ栽培 病気に注意

昨年秋に種をまき、現在収穫を迎えているソラマメ。

 

順調に収穫をしていけるかな…

と思っていたのですが、ここへ来て少し問題が…(>_<)

 

実は、病気が発生!

少し目を離したすきに多発してしまいました。

葉っぱの表には、赤っぽい粒々が…。

 

裏側を見ると

このようになっています。

 

調べてみると、たぶん「さび病」ではないかと思いました。

(似た病気に「赤色斑点病」という病気もあります)

 

全ての株に発生しているわけではないのですが、発病した株とその周りの株の葉っぱや豆には、赤い粒々が多発!

かなり蔓延してしまいました。

 

植物の病気の原因は「カビ」「細菌」「ウイルス」の3つ。

「カビ」が大半の病気の原因となるので、雨が降ったり湿度が高い環境だと、どうしても病気が発生したり、多発しやすくなってしまいます。

 

今回のソラマメの病気の原因もカビ。

5月下旬にまとまった雨が降ったので、感染そして多発してしまったのだと思います(>_<)

 

 

しかし、病気のほとんどは、発見してすぐに農薬を散布すれば防ぐことができます!

ただ、発見から散布まで時間がかかったり、蔓延した状態では、意味なし…。

 

今回は、散布が遅くなってしまい、病気を蔓延させてしまいました(-_-;)

こうなってしまうと、病気にかかった株を取り除いたりするしかありません。

 

改めて、迅速な対応・対策が重要だと気付かされたソラマメの病気でした。