5月も残り一週間となりました。
6月になると、昨年秋から育ててきたタマネギの収穫が本格的に始まります(^^)/
ここまで順調に大きく育ってきてくれていたのですが、この頃『べと病』が発生・蔓延してしまいました…。
黒い粉を吹いたように…
べと病は4月から5月頃の環境が発生しやすいとされていますが、この頃ジメジメした湿度が高い日が続いていたため「カビ」が生えやすい環境になりました。
植物の病気の大半は「カビ」を原因としています。
そのため、ある程度の気温があり湿度が高く、雨が多く降るような季節は「カビ」が生えやすい環境で、植物は病気になりやすくなってしまいますね…(>_<)
少し目を離していた数日の間に、ほぼ全ての株で『べと病』が発病していました。
『べと病』は多湿の環境だと、葉に黒っぽい粉を吹いたような状態になります。
いかにもカビらしい見た目です…。
また葉の色も全体的に黄色くなったようになり色つやが悪くなったため、遠くからでも異常があったことが分かりました。
多分、昨年の秋の時点ですでに『べと病』に感染していたのだと思います。
それが最近になって『べと病』が発生しやすい条件が整い、発病そして蔓延したのでしょう…。
4月の中旬以降、防除を行えてなかったことも原因の1つかもしれません。
シグナムWDGを散布
植物の病気が進行すると葉の色が変わったりしますが、この状態で農薬を使用しても葉が元の状態に戻ることはありません。
あくまでも植物の病気を防ぐのは予防が鉄則なのです。
『べと病』が蔓延した状態で農薬を散布しても”焼け石に水”状態かもしれませんが、急遽『シグナムWDG』という農薬を散布しました。
悪あがきのようなものですね…。
そして、次作以降はよりしっかりとした対策を行っていきたいと思います。