2月も下旬となり、昨年の秋に植え付けをしたタマネギは、少しずつ太く大きく生長しています!
まだタマネギっぽさはないですが、確実に生長しているため今後の変化がとても楽しみです(^^♪
ただ、古い葉っぱが枯れたり、葉の先端が茶色くなる症状が続いています。
先月末には『べと病』という病気からタマネギを守るために、農薬の散布を行いましたが止められません!
ダラダラと病気が出ているのかもしれませんし、病気以外の可能性もありそうです。
(ちなみに『べと病』対策として、2月の下旬に農薬の散布を行うのが効果的とされています)
昨年は収穫前の長雨により病気が蔓延。
収穫量も激減してしまいましたし、収穫出来ても保管が効かず腐ってしまいました。
そのため今年はしっかりと育てていきたいと思っているのですが、農薬に頼りすぎるのもちょっと…(-_-;)
個人的に農薬は、必要最低限しか使用したくないと思っています!
そこで以前から気になっていた『石灰防除』を実施してみることにしました。
石灰により防除
『防除:ぼうじょ』とは、作物を病気や害虫から守ることです。
例えば農薬の散布も防除(化学的防除)となりますし、病害虫に強い品種を植えることも防除(耕種的防除)となります。
防除の方法は何種類もあるのですが、以前本で「石灰」を使用した防除方法が載っていました。そこで今回、タマネギ栽培で試してみることにしたのです(^^)/
石灰防除は文字通り『石灰』を使用します。
石灰は酸性に傾いた土を中和するなど土づくりに使用されることが多い農業資材の1つです。
粉状の石灰を作物の上から振りかけることで、病気から作物を守る方法となります。
また石灰は植物が生長する時に必要な微量要素も含まれているため、肥料(追肥)としての一面もありますね。
石灰とは『カルシウム』のことなのですが、不足すると葉っぱの先端が枯れたり、果実が腐ったり生長が止まる可能性があるのです。
簡単!振りかけるだけ
石灰防除はとても簡単です。
ホームセンターなどから「苦土石灰」や「消石灰」を購入してきて、作物の上からまくだけです(^^♪
私はホームセンターで購入した「有機石灰」(貝殻などを加工し粉にした物)を使用しました!
粉っぽい資材の方が葉や茎に付着するため良いと思います。
ただし、粉っぽいと風で舞ってしまったり、吸い込む可能性があるため、風の弱い日にマスクなどをして行うのが良いかもしれません。
袋に書かれている注意事項をよく読み、石灰をまいていきます!
まき方は、タマネギの上からパラパラと…。
量はほのかに地面が白くなる程度にしてみました!
初めて試してみる方法なので、恐る恐る…と言った感じですね(^^;)
上からまくことで、タマネギの葉っぱにも石灰が付着しています。
これで病気を防ぐことが出来たり、カルシウム不足を回避できると良いのですが…。
果たしてこれからどのような変化があるのか…?あるいは特に変化がないのか…?
今後の生長をしっかりと見守っていきたいと思います(^^)/