日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

久しぶりの晴れ間

こんばんは!

東海地方が梅雨入りして以降、雨の降らなかった日はない状態が続いていました。空を雲が覆う日も多く、しばらくの間、青空を見ることが出来ていなかったのですが、今日は久しぶりに天気が回復!

 

キレイな青空を見ることが出来ました(^^)/

 

 

濃い霧の発生

昨夜は激しい雨が降り、雷の影響で上河内地区やその周辺は一時的に停電しました。

停電は昨年10月の台風以来。あの時は3日間ほど停電したのですが、今回は3時間ほど…。短時間でしたが、やはり電気があると無いとでは、勝手が全然違いますね(^^;)

 

停電を引き起こした激しい雨は、未明には上がり、今朝はとても濃い霧が発生しました。

最近はほぼ毎日霧が発生しているのですが、茶畑全体や周りの山々が見えないほどの霧となります。

(写真を撮った時間は、少し霧が晴れてきた時間帯でした)

 

 

霧による山隠し

霧が発生している時と、晴れている時の違いがこちら↓

上の写真が、霧のある時間帯の風景。下の写真は、霧が晴れてきた時の写真です。少しアングルが違いますが、方向は大体同じです。

 

雨が降った後の”湿度の高い状態”に”寒暖差”が加わることで、濃い霧が発生してしまいます。

 

 

霧が出ることのメリット

昔からの有名なお茶の産地には『霧が発生しやすい』という特徴があります。

 

霧が発生すると、お日さまの光が遮られたり、光の強さが弱くなるので、うま味が保たれたままお茶の芽が生長していきます。

 

また、霧がお茶の芽に付着することで、みずみずしく柔らかい、繊細な芽に育つのです(^^)/

寒暖差なども相まって、香りの良いお茶にもなります。

 

自然環境だけは、人間の手ではコントロールできないので、自然や土地柄などの環境に感謝しつつお茶を育てています!

 

 

遅れ芽の除去を続けています

最近の作業は、遅れ芽を取り除くことがメインです。

また、遅れ芽とともに草取りも行っています!

品質の良い二番茶を収穫するために…