日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

雷雨に注意しながら…

こんばんは!

今日は関東甲信越地方で梅雨明けし、昨日は静岡県を含む東海地方も梅雨明けしました!!

 

平年よりも1週間ほど梅雨時期が長かったようですが、これでようやく夏らしい空を見上げることが出来ます(^^♪

 

今年の梅雨は、曇りや雨の日ばかりで晴れの日がほとんどありませんでした…。日照不足に悩まされた農家さんにとっては、ようやくお日さまの光を存分に得られるようになります!

 

ただし、あまりにも高温になったり、今後雨が降らなかったりするのも問題なので、天気の状況や予報は常に気になりますが…(^^;)

 

ともあれ梅雨明けは梅雨明け…。

植物たちはたっぷりと夏の日差しを浴びて、栄養分を作り出します!

 

今後旬を迎える果物や野菜などは、お日さまの光をたっぷりと浴びることで、甘く美味しい物に育ちます。お日さまの光は、植物が生長するだけでなく、美味しい農産物を作るためには欠かせないのです!

 

これはお茶も例外ではありません!

二番茶の収穫後に伸びる芽のことを『三番茶芽』と言います。

※その年の一番初めに伸びるお茶の芽を一番茶芽(新茶に当たるものです)と言い、以後「二番茶芽」「三番茶芽」…と続きます。

 

この「三番茶芽」が土の栄養分をしっかりと吸収して育ち、お日さまの光を浴びて自分自身でも栄養を作り出し、葉っぱや枝、根っこなどに栄養分を蓄えることで、翌年の一番茶(新茶)の品質が良い物となるのです。

 

今後のお茶の栽培で重要となるのが

三番茶芽を守り、充実した芽に育てること

 

少し気の早い話に感じるかもしれませんが、これからの栽培管理が、来年(約9か月後)に収穫するお茶の品質に大きく影響してしまうのです。

 

 

雷は怖い…

今日は全国的に雷雨が発生しやすい…とお昼の情報番組で放送していました。

 

まさにその予報の通り…

各地で雷雲が発生。静岡県も例外ではありません。

 

お昼を過ぎると厚い雲が広がり始め、ゴロゴロ雷の音が…(>_<)

今にも降りそうな空模様だったのですが、雷の音だけがする状況が約4時間ほど続きました!

 

そして、午後5時半頃からはついに雨粒が…!

カメラのフラッシュの様な稲光が、10~15秒に1回は発生する雷雨となりました。

 

梅雨は空けましたが、これらかは急な雷雨が怖い季節ですね。

茶畑は周りに高い物がないため、また隠れるような所もほとんどないため、雷雲がやって来るととても怖いです。

 

怪しいと感じた時にはすぐに家に帰ったり、急な時は車の中へ…。

天気予報を必ずチェックしたり、空模様や雲の様子をしっかりと見ながら、安全第一でお茶の樹の手入れを行っています。

 

これからは夏休みシーズン本番!

山にレジャーで出掛ける際には十分にご注意ください。