日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

シカ・カモシカによる被害が発生

いよいよ11月も終盤。

12月はもう間もなくですし、2020年もすぐそこまでやって来ているように感じます。

 

ちらっと見たニュースでは、新国立競技場が完成したとか何とか…。

2019年も残り僅かになって来ていますが、1日を大切にして毎日を過ごしていきたいと思います(^^)/

 

 

踏み荒らされる被害

冬になると、イノシシや日本シカによる茶畑への影響が多発するようになります。

 

もちろん、夏でも度々発生することもありますが、冬に比べるとごく僅かなもの…。冬になると、野生動物による影響・被害が多発してしまうのです(>_<)

 

先日はイノシシによる被害を投稿しましたが、今回は日本シカとカモシカによる被害となります。

 

イノシシは、お茶の樹と樹の間(うね間)小道状になっている部分を移動することが多いですが、日本シカとカモシカはそれを完全に無視して動きます。

 

お茶の樹を踏みつけ、かき分けるようにして歩くため、その跡はハッキリと残ってしまいます…。

少し分かりにくいと思いますが、お茶の樹にすじ状に色が変わっている部分があると思います。

 

白く囲うとこんな感じです…。

お茶の樹を踏んだり、かき分けて歩くため、その部分の枝は折れてしまったり曲がってしまったり…。

そのため、このように歩いた跡がハッキリと残ってしまいます。

 

折られた枝などは、元通りには戻りません。その部分から出るはずだった新芽を収穫することは出来なくなってしまいます。

 

また、お茶の樹の表面がデコボコになると、収穫時に古い葉っぱが混入するリスクが高まってしまいます。

(イノシシの被害と同じく…)

 

古い葉っぱの混入は、お茶の品質を下げることに繋がることに…。そこで、新芽が伸び始める直前に、デコボコになった部分をハサミでカットし均します。

 

僅かに枝が折れてしまう程度なので、お茶の品質・安全性には全く影響はありません

ご安心くださいm(_ _)m

 

 

無残な光景も…

ただし、一部では無残な光景も…。

極一部分ですが、シカが活発に動いたのか…多くの枝が折れている場所がありました。

ここまで踏み荒らされてしまうと、元のお茶の樹に戻るまでに1年以上の時間が必要となります。

 

折れた枝の部分には、新しい芽が伸び枝になり…非常に時間がかかります。

 

そのため、初めて見た時は非常にショックを受けました(泣)

面積的には、畳6枚程度と僅かなものでしたが、大切に育ててきただけあって、このような姿になってしまうのは辛いですね…。

 

 

野生動物の影響が深刻化

今年は、今までにないペースで野生動物による影響・被害が発生しています。

 

今回投稿したシカによる被害も年々多くなってきていますし、イノシシによる被害は今までにないくらいの規模とペースで発生している状況です。

 

しかし、金額換算できないため野生動物の被害として申告できないのも事実…。

統計データーなどからは見ることのできない隠れた野生動物による被害になります。

 

まだまだ冬はこれから…。

野生動物からお茶の樹を、茶畑を守る戦いも続いていきます。