おはようございます!
昨日は昼間を中心にとても暖かな1日となりました(^^)/
正直暖かいというよりも暑すぎるくらいでしたね。
しかし、今晩から再びこの時期らしい寒さが戻ってくる予報となっています。
1日の寒暖差が大きいだけでなく、日ごとの寒暖差も大きくなるので、体調管理には気を付けて行きたいと思います。
シカによる踏みつけ被害
近年、野生動物の目撃情報が都会でも上がるようになり時々ニュースとして報道されることもありますね。
実は田舎でも同じような現象が起きています。
もともと上河内地区ではニホンジカの姿を見ることはほぼありませんでした。
しかし、ここ数年の間に生息域が拡大。
生息頭数も爆発的に増えて、今では最も見掛やすい動物になったほどなのです(>_<)
シカの頭数が増えてからは、お茶の木の枝をへし折られるような被害が発生することもあり、非常に厄介な一面もあります。
写真の畑は植え付けてから7年ほどしか経過していない比較的若い木の畑になります。
まだ枝が横へ広がる必要がある段階でこのような被害を受けるため、大人のお茶の木と同じ大きさになるまでに時間がかかっていますね。
場所によっては本来よりも2年ほど生育が遅れている所もあるほどです・・・
化粧刈り
シカやイノシシに畑を荒らされた場合は、なるべく枝を元の位置に戻すなどの作業を行います。
しかし完全に枝が折れている場合は元通りにはなりませんし、手入れをしても多少は枝葉が飛び出たような状態となっていますね。
このままの状態では収穫時に古い葉っぱや枝が混入することがあるため、飛び出た部分を刈り落とす必要があるのです!
手作業で行う事もありますが、被害を多く受けた場所ではナラシ機を使用して作業を行います(^^)/
作業を終えた後の畑の様子がこちら。
あまり変化が見られないように思うかもしれませんが、飛び出ていた部分を刈り落とした状態になります。
最も充実した芽を刈り落としてしまうので、お茶を踏みつけられたショックと良い芽を刈り落としてしまうショックと二重の辛さがありますね(-_-)
しかし、この作業を行わないとお茶の収穫時に古い葉っぱなどが混入。
お茶の品質を低下させる一因になるため、徹底して行う必要がある作業なのです。
あと1か月ほどするとお茶の芽が萌芽を始める季節になり、2か月ほどすると収穫間近の季節となります!
その時が近くなってきたような気持ちを抱く一方で、まだ時間も行うべき作業もある現実もありますね。
今後も収穫へ向けたお茶の木の手入れを1つずつ行い収穫の時を待ちたいと思います(^^)/