2月もいよいよ終盤に…。
「2月は逃げる」と言われることがあるほど、時間の流れが非常に早かったと感じるこの頃です。
一番茶(新茶)へ向けたお茶づくりも本格的にスタート…。
たくさん作業があったのも、時間の流れを早く感じた事に影響しているのかもしれませんね(^^)/
3月も引き続き一番茶(新茶)の収穫へ向けたお茶づくりを続けていくのですが、家庭菜園で栽培する夏野菜などの準備も本格化する時期になります。
特に育てやすく人気の作物である『ジャガイモ』は3月に植え付け予定です!
暖かい地域では2月下旬頃から植え付けが始まりますが、川根町上河内地区は寒暖差が大きく、平地よりも寒い環境…。
そのため、植え付け時期は早くても3月下旬。桜が咲く頃に行います!
植え付けをするまで、まだ1か月ほどの時間がありますが、今年は早めに種イモの準備を行いました(^^♪
「十勝黄金」と「インカのひとみ」を栽培します
今年栽培するジャガイモの品種は『十勝黄金』と『インカのひとみ』です。
「十勝黄金」は初めての栽培を行います。
大ぶりなイモが収穫でき、貯蔵性が良い特徴があるようです。また、煮物料理にも適しているそうなので、栽培を行ってみることにしました!
もう1つの品種「インカのひとみ」は数年ぶり、2回目の栽培です(^^)/
他の品種と比べて、少し栽培が大変な印象を受ける品種になります。前回栽培した時も、収穫量は少なくイモの大きさも小ぶりな物が多かったです。
ただし甘くて非常に美味しかったです!!
そこで、今回再び栽培に挑戦することにしてみました。
「インカのひとみ」は早生品種になるため、すでに芽が出始めていますね。
そのため植え付け時期を少しだけ早め、3月の中旬頃に行う予定です!
それまでの間は、物置の温度変化が少なく暗い場所で保管してあります。
保管する際は、氷点下になる場所ではイモが凍ってしまい腐ってしまうので注意が必要です。
また、ネズミなどに食べられないように注意することも必要ですね。
暖冬の影響
今シーズンは記録的な暖冬傾向となりましたが、その影響はジャガイモの種イモにも影響が出ています。
農業用品店の方から聞いた話では、気温が暖かいことが影響し、種イモが出荷前にダメになってしまっているようです。
そのため、お店に入ってくる種イモの量は平年よりも少なめ。
さらに、変わった品種はもともと生産量が少ないため、比例するように入荷量もかなり少なくなっているようです。
「メークイン」「男爵」などの定番品種は、ある程度入荷しているようなのですが…
「インカのひとみ」「インカのめざめ」「ノーザンルビー」などちょっと変わった品種は『早めに購入した方が良い』とのことでした。
全てのお店で当てはまるかは分かりませんが、もし変わった品種を栽培したい方は、なるべく早めに種イモを購入し確保した方が良さそうですね(^^)/
暖冬の影響は冬だけではなく、その後の作物の管理や出荷にも影響するため、改めて影響力が強いことを実感しました。
マスク不足の影響も…
最近は農業界にもコロナによるマスク不足の影響も出ているようです。
マスク不足はドラックストアやホームセンターに限った話ではなく、農業用品店などにも…。
農業用(農薬散布時など)のマスクを購入していく方も多くいらっしゃるようで、「在庫がほぼ無い」との話を聞きました。
コロナウイルスの影響はすでに大きく出ているため、少しでも早く鎮静化することを祈ると共に、自分に出来る範囲の対策は行っていこうと思うこの頃です。