春から始めているジャガイモ栽培。
今年は「インカのひとみ」と「十勝こがね」を育ててきました。
今年の栽培の結果を結論から言うと
「あまり出来は良くなかった…」
です…。
しかし、天候に恵まれず病気も多発した状況でしたが収穫は行うことが出来ました!
平年よりも収穫量はかなり少ないですが、穫れた物に感謝し頂いていきたいと思います(^^)/
病気が多発
今年のジャガイモ栽培は、病気の影響が大きい傾向がありました。
6月にはジャガイモの茎部分に白いカビが生える『黒あざ病』が発生。
(黒あざ病について)
感染の拡大を防止するために病気が発生した株はすぐに取り除きます。
その影響で早めに収穫を迎えた株が少しありましたね…。
その後6月下旬からは雨続き…。
とにかく雨が降る日が多く、晴れは2日以上続いていない状況となっています。
そのため、平年なら花が咲き自然と地上部が枯れていくのですが、今年は地上部が自然に枯れる前に病気が発生!
いつの間にか枯れてなくなってしまった…
そんな感じになってしまいました。
ジャガイモは多雨な環境が適しているとは言えない作物なので
「雨の多い年は仕方がないかな…」
と思う事もあります。
しかし対策として出来ることはあるので、次作は防除を徹底して栽培に挑戦してみたいと思います!
量が少なめ…
今年収穫したジャガイモがこちら…。
品種は十勝こがねです!
イモの大きさは申し分なしですが、平年と比べるとイモの数が少ない傾向が見られました。
本来であれば晴れの日に収穫したいところですが、今後も雨が降り続く予報だったので雨のやみ間に収穫を決行!
収穫後は風通しの良い日陰で表面を乾燥させていきます。
イモの表面についた土が乾いたら払い落とし、あとは冷暗所などで保存していく事になりますね。
表面をしっかりと乾かし土を払い落とさないと病気が発生する事もあるので、長期間保存したい場合は湿ったままにしない事が大切になります。
ちなみに収穫したジャガイモを日光に当てるのは厳禁です!
ソラニンという毒物の濃度が濃くなり危険性が高まります。ソラニンは、農薬よりもはるかに危険性が高いです。
火を通せば問題ないとされますが決して美味しくはないため、日に当てない事が鉄則となりますね。
インカのひとみ
インカのひとみは全体的に小粒でした。
もともと小粒な品種なのですが今年は病気が多発してしまった事もあり、最後まで成熟できなかったのだと思います。
大きさとしてはピンポン玉よりも一回り小さい物が大半を占める結果に…。
料理に使用するにはちょっと面倒くさい大きさですが、茹でて塩やマヨネーズを付けて食べたり、そのまま揚げて塩を振って食べるのにはピッタリだな…と思います(^^♪
特にこれからの時期はおつまみとして利用できそうです。
ちなみにジャガイモの芽を植え付けて栽培する方法でも育ててきましたが結果は成功!
植え付け後に病気が発生してしまいましたが、ジャガイモはきちんと収穫出来ました(^^♪
個数は少ないですが大きさはある程度揃いますね。
天候に恵まれ防除がキチンと行われていれば、大きなイモが収穫できたと思います!
最後に…
今年は病気の発生と雨が多い天気により決して良いとは言えない結果となりました。
それでも収穫を行えたこと、美味しそうなジャガイモが収穫できたことに感謝m(_ _)m
季節の恵みを味わっていきたいと思います!