3月は一番茶(新茶)へ向けたお茶づくりが忙しくなるシーズンですが、ほかの作物も種を蒔き始めたり準備が盛んに行われる季節です(^^)/
家庭菜園で育てる夏野菜の準備も始まる頃…。
作物の植え付けは4月以降となっても、土づくりは3月中には行う方が良いかもしれません。
また、特に育てやすくて人気の作物「ジャガイモ」は、大半の地域では3月頃までに種イモを植え付けるでしょう。
川根町上河内地区でも”春分の日”の頃に種イモを植え付けることになります。
種イモを土に植える
ジャガイモの基本的な植え付けは、種イモをそのまま・あるいは適度な大きさに切って土に埋めます。
イモを植えることでイモを育てていくのです!
種で育てる作物では無いですし、苗の販売もあるものの種イモを植え付ける方法が一般的ですね。
種イモを植え付けた後は、芽の数を調節したり土寄せを行ったり、追肥を施したりして育てていきます。
上手に育てることが出来れば、大体種イモの10倍から15倍のジャガイモが収穫できるとされていますね(^^♪
この流れがジャガイモ栽培の基本的な流れなのですが、
「ジャガイモの芽だけを植え付ける方法」
「出てきた芽を植え付ける方法」
など、ちょっぴり常識から外れた栽培方法も注目を集めてきています!
そこで、今回は出てきた芽を植え付けてジャガイモを育てる『ジャガ芽挿し』栽培を行ってみることにしました(^^)/
ジャガ芽挿し栽培とは
ジャガ芽挿し栽培とは、種イモを畑の一角やプランターなどの容器に植え付け、芽が出てきたら芽と根っこを取り外し別の場所に植え付ける方法になります。
この方法なら、種イモの量を少なくすることが可能となり、収穫するイモの大きさも揃う特徴があるようです。
今までは種イモを土に埋める方法で栽培をしてきましたが、今年は一部のジャガイモを『ジャガ芽挿し』栽培で育ててみることにしました。
使用する品種は「インカのひとみ」
この品種は早生品種なので、早い時期に植え付ける必要があります。
芽や根っこが出てくる時期も、他の品種と比べて早いですね。
1㎏分の種イモを購入していたのですが、1/3ほど『ジャガ芽挿し』栽培で育ててみます!
ジャガ芽挿し栽培は、一旦種イモを植え付けて芽が出てきたら掘り起こすため、プランターなどの箱で芽出しを行うのが良いそうです。
今回はプランターを使用して行うことにしています。
プランターなら置き場所を手軽に変えることが可能です。
まだ朝晩は冷え込むことがあるため、日中は日当たりの良い場所に置き、夜は軒先など霜が降りない場所に移動させることが出来ますね!
種イモは8センチ程度の深さに植え付けました。
まだ冷え込む日があるため、土をしっかり被せることで種イモが凍らないようにします。
あとは、芽が出てくるまで待つだけ…。
その後の手入れ方法や普通に種イモを埋める方法との違いについては、実際に栽培しながら投稿していきたいと思います!