日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

40年先を見据えて… 幼木の剪定を行いました

今日の川根町は朝から晴天…。

朝はちょっぴり寒く、日中も風が強かったため、肌寒かったですね。

 

今晩から数日は寒くなる予報となっているため、霜が降りないか…。お茶の生長に影響が出ないか心配になります。

 

気温をこまめにチェックしたり、天気予報を1日に何度も確認する生活となっていますね(^^;)

 

幼木の生長状況

ちょうど1年ほど前に植え付けたお茶の苗木たち…。

 

植え付けからようやく1年が経過し、ひと回り大きくなっています(^^)/

P1040210.JPG

植え付け時…

植え付けから1年経過。3月現在。

 

まだ大人のお茶の樹と比べるとかなり小さいですが、植え付けした頃の大きさと比べるとひと回りは大きくなりましたね(^^♪

 

植え付けから1年間の生長は、その後の生長にも大きく影響するため重要です。

ただし、1年目の生長は地上部よりも地下部…。根っこの方が変化が大きい特徴があります。

 

グングン根を伸ばし根を張ることが出来ると、2年目以降は地上部もグングン大きくなるのです!

 

ただし、1年目・2年目の生育がゆっくりだとその後の生長も遅れてしまう事に…。

順調に生長した樹とそうでない樹では、1~3年ほどの違いがありますね。

 

昨年植え付けたお茶の樹はいよいよ2年目に突入!

今回は、1年間で伸びた枝葉をカット(剪定)する作業を行いました(^^)/

 

枝を太く・多く

お茶の樹は枝の先端にある芽が一番よく伸びる性質を持っています。

 

そのため、植え付けて間もないお茶の樹は、上へ上へと伸びていきますね!

また2年目以降も枝をそのままにしておくと、枝の先端から芽が勢いよく伸び、上にばかり伸びてしまうのです…。

 

これでは、枝の数が増えず樹が横方向へ広がりにくくなってしまいますし、枝もひょろっとしてしまいますね(^^;)

植え付けから1年間経過したお茶の樹。

このままの状態では、上へばかり伸びてしまいます。

 

そこで、新芽が伸び始める前に、伸びた枝を一旦カット!

剪定を行い、低い位置から新しい芽が伸びるようにするのです。

 

剪定の位置は地面から25cm程度…。

これより上に伸びた枝は切り落とします。

 

また25cm以下の樹の場合は、伸びた枝の先端をカットし、枝の下の方からも新しい芽が伸びやすくするのです。

 

作業後はこんな感じに…。

枝を選定することで、少しスッキリとした雰囲気になりますね(^^♪

また伸びた枝をカットすることで枝の至る所から芽が伸びやすくなるため、枝の数がグンと増えるのです。

 

2年目の秋ごろには、今よりもかなり大きくなっているでしょう!

 

植え付けから40年は…

お茶の樹は植え付けから最長で40年程度は育て続けることが出来ます。

初収穫までは3~4年ほど必要になりますが、その後は長い期間に亘って収穫を続けることが出来るのです。

 

植え付けたお茶の樹は7~8年ほどで大人と同じお茶の樹の大きさになり、10年ほど経過すると収穫量も安定してきます!

 

2年目に突入する前の剪定は、お茶の樹の形を造る役割もあるため非常に重要です(^^)/

もちろん、初収穫までの生長にも大きく影響しますね…。

 

初収穫、そして今後40年近く育てていくことを見据えて、丁寧に剪定を行いました!