こんばんは!
昨日は1日を通して雨が降り続け、夕方からは激しく降る時間帯もありました。
そのため、久しぶりに川の水も増水…。
少し濁りも出たので、それなりにまとまった雨になったのだと思います(^^)/
お茶の樹を含め、様々な植物にとって恵みの雨となったでしょう!
今日は最低気温が今年初めて10℃を超えたので、植物の生育も一気に進みそうです。
萌芽前線北上中
昨日の夜と今日の午前中に島田市街へ出掛ける用事があったので、島田市南部の地域『初倉』や牧之原台地の様子を見に行ってきました!
同じ市内でも『初倉』や『牧之原』は川根地域と違って暖かいので、すでに萌芽が進んでいる状態でしたね(^^♪
車内から見る程度でしたが、ハッキリと新芽が芽吹いているのを確認できました。
やはり、暖冬傾向とだけあって今年は早いです(^^;)
一番茶(新茶)の収穫時期は、新芽が萌芽してから大体1か月後…。
今後新芽が伸びるにつれて、茶畑が黄緑色の美しい光景へと変化していきます!!
『初倉』も『川根』も同じ島田市内なのですが、気温に差があるため「10日から2週間」近くお茶の生育に差があるでしょう…。
暖かい地域・地区から、少しずつ萌芽前線が北上しているように感じます!
早生品種ではすでに萌芽
ただし、川根町上河内地区でも『早生品種』はすでに萌芽しています!
『早生』というのは、基準となる品種と比べて生育・収穫が早い品種の総称のことです。
お茶の場合は『やぶきた』という品種が基準となっていますね!
おかのや農園では、大半の畑で『やぶきた』を育てているのですが、僅かに『おおいわせ』という早生品種も育てています。
そしてこの品種が、現在すでに萌芽しているのです!
ここまで早い時期に萌芽したのは経験にありませんね(゚д゚)!
非常に早い時期に萌芽したので、とても驚いています。
ちなみに『やぶきた』の畑では、今月末には少しずつ萌芽が始まりそうな感じです!
今回の雨、そして暖かな気温により、芽を伸ばそうとするスイッチが完全に入るでしょう(^^)/
今年は順調な『おおいわせ』
寒暖差が大きく、県内でも冬は寒くなる川根町上河内地区…。
そのため実を言うと、早生品種の栽培には環境的にあまり適していません!!
早生品種は早い時期に萌芽してしまうため、気温の低い地域・寒暖差の大きい地域では霜の影響などに遭いやすく、品質の良いお茶を収穫するのが難しいのです(>_<)
そのため、上河内地区では早生品種はほとんど栽培していませんね…。
ただし『おおいわせ』には使用する目的があり、あえて栽培をしています。
『おおいわせ』は毎年ちょっぴり早い時期に萌芽し霜の影響に遭うことがあるのですが、今年はそのような事もなく順調に生長中です!
やっぱり新芽が萌芽すると嬉しくなりますし、今後の生長にワクワクしますね(^^♪
今後も順調に生長してほしいところです…。