日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

家庭菜園で使用している防除資材

7月ももう間もなく折り返し地点に…。

なんだか時間の流れが非常に早いように感じます(^^;)

 

うっかりしていると時間ばかりがどんどん消費されていきそうなので、1日1日を大切に過ごしていきたいと思うこの頃です。

 

夏本番になれば夏野菜の本格的な収穫シーズンが到来します。

その一方で、病害虫の被害を受けていた場合などは一気に生育が悪くなってしまう時期でもありますね…。

 

病気に関しては高湿度の環境下で発病しやすく雨などで伝染するため梅雨明けすれば発生するリスクが少し低くなります。

しかし、害虫の発生が深刻になる可能性もありますね…。

 

そこで今回は家庭菜園用として購入してある防除資材について投稿したいと思います。

 

家庭菜園用として購入

現在家庭菜園用として購入してある防除資材がこちらです。

どれも量が少なく粉タイプの物は1g程度にパックされているなど、扱いやすいメリットがありますね!

また多くのホームセンターで購入することが出来ます。

 

ちなみに並び順などにも意味があります!

それぞれの薬剤について説明していきます…。

 

右側は予防剤(殺菌剤)

一番右側の農薬は『ダコニール』と『サンボルドー』になります。

どちらも病気の対策として使用する殺菌剤です!

 

ただし、病気を治す効果はありません。

病原菌が植物の中に侵入するのを防ぐことで病気を防除する予防剤(よぼうざい)又は保護剤と言われるタイプの殺菌剤になりますね。

 

植物が病気になってから散布してもあまり効果が無いので、予防的に散布するのがポイントになります。また散布した部分にしか効果がないためムラなく散布することも重要です。

 

私の使用する資材の中では最も使用頻度が高い農薬となりますね(^^)/

 

右から2番目は治療剤(殺菌剤)

右から2番目にあるのは『ベンレート』という殺菌剤になります。

ダコニールとサンボルドーも殺菌剤ですがこちらが予防剤なのに対して、ベンレートは治療効果もある薬剤になります。

 

そのため治療剤と言われますね!

 

病気に感染し葉に斑点のような物が出来るなど異常が発生…。

症状からどのような病気か判断でき、さらにベンレートに登録があれば使用する物になります!

 

今年はタマネギのべと病対策として使用しましたね…。

ただ夏野菜にはまだ使用していません。使用頻度としては低めの方になります。

 

と言うのも、基本は予防剤であるダコニールやボルドー剤を使用。

もし予防剤だけで防除が出来なかった場合、治療剤を使用する流れとなります。

 

3番目は殺虫剤

3番目にあるのは殺虫剤の『オルトラン』です。

ウンカ(ヨコバイ)やスリップス(アザミウマ)アブラムシなどの対策として主に使用します。

 

使用するのは苗の植え付け直後など生育初期に害虫が発生した時…。生育初期に害虫の被害に遭うとその後の生育が極端に悪くなることがあるのでよく観察し迅速に対応するのが重要です(^^)/

 

ちなみに基本的に殺虫剤は害虫が発生しなければ使用しません。

また害虫が発生したとしても天敵となる虫が活発に活動していれば使用を控えたりもしますね…。

 

天敵となる虫に対して優しい農薬も増えてきていますし、天敵などへの影響の程度を調査した資料なども調べることが出来るのが有難いです。

 

左側はダニ剤

一番左側にあるのは『ダニ太郎』という殺ダニ剤です。

 

実はダニは昆虫ではありません!

そのため殺虫剤とダニ剤は分類が違っているのです。

 

ダニ剤はまだ一度だけしか使用したことがありません。

ミカンの木にダニが大量に発生してしまい、葉の色が黄色く褪せてしまうほどの影響を受けたので急遽購入して散布した物になります。

 

ダニにも効果がある殺虫剤もありますが、殺虫剤とダニ剤は分けて考えた方が無難だと思います。

 

農薬に関するデマ

「農家は自分たちが食べる野菜には農薬をかけない」という話がありますが、これは農薬が危険だからではなく、ただめんどくさいだけなのです(^^;)

 

農薬は作物ごとに使用方法などが決められています。

例えばトマトには農薬の登録があり使用できる薬剤があったとしても、ナスには登録がない…となれば当然ナスには使用できません。

 

自家用野菜は様々な種類の物を少量ずつ栽培しているので農薬の準備が非常に面倒なのです…。

 

そのため家庭菜園では農薬をかけない方もいますし、丁寧に育てている方はしっかりと防除する事もあります。

私自身も結構手を抜いている方です…(^^;)

 

一度も農薬を散布せずに育てる事もありますが、安全性の観点から言えば最低限度の防除は行う必要があります。もう少し丁寧に育てていかなければ…と思う事もありますね。

 

「危険だから自分たちが食べる分にはかけない…」というのは正しくないのです。