作物を育てる際に重要となるのが土壌の状態です。
特に酸度(pH)は重要ですね!
例えば、多くの野菜は弱酸性pH6~pH7くらいを好むとされています。しかし、お茶の樹はpH4~pH5くらいの土を好む性質があるのです。
試しにpH6くらいの土を使用しポットで育てたことがあるのですが、なかなか大きく育たなかったですね…(^^;)
逆に幼木園の空きスペースを利用してトウモロコシの種を蒔いたのですが、こちらは逆にトウモロコシがなかなか大きくなりませんでした。
作物を上手く育てるためには、作物が好む環境を整えることが重要なのです!
土壌を頻繁にチェック
日本は雨が多い傾向があります。
そのため、土が酸性に傾きやすい傾向がありますね。
また長雨や大雨となると土の酸度などの変化が大きくなることも…。
茶畑の土も最低年に1回は土壌のチェックを外部に委託して行ってきましたが、より頻繁にチェックを行うために土の酸度を計るpHメーターと土の中にある肥料分を計るECメーターを購入しました(^^)/
アタゴ社製の物でキャッシュレス5%還元中に購入!
両方合わせて3万円程度でしたが、5千円程度の還元などがありましたね(^^♪
より頻繁に土壌の状態をチェックすることで、より良い土づくりとお茶づくりを進めて行きたいと思います。
茶畑の土は…
お茶の樹は酸性の土を好む性質があります。
適正な土の酸度はpH4~pH5程度。
年間を通してpH4.5~pH5くらいを目指して土づくりを行っています。
ECの適正値は1.00ms/cm以下です。
(数字が大きくなるほど肥料が多いことを表し、小さくなるほど少ないことを表します)
これ以上あると肥料分が多過ぎになりますね(^^;)
逆に0.5ms/cmを下回ると肥料不足の可能性が高まります。
お茶の場合であれば、休眠している冬の間は0.5ms/cmを下回っても大丈夫ですが、生育が盛んになる初夏から秋にかけては0.5~1.0ms/cm程度あるのが良いと思います。
今回の長雨により土の状態が大きく変化している可能性があるためチェックを行い、適切な手入れをしていきたいと思います!