日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

2021年の生産資材の発注と変更点

おはようございます。

冷え込みが厳しい日が相変わらず続いていますが、朝を中心に雲が広がるため霜が降りる日が少ないです。

 

植物が寒さに強くなる時間を確保できているため、個人的には有難かったりしますね(^^;)

 

霜が降り始めるとお茶の木も家庭菜園で育てている作物の生育状況が大きく変化するため、季節の変化は穏やかに進んで欲しいものです。

 

そしてもう1つ求めているのが「雨」です!

一時的に地面を濡らす程度の雨は降りましたが、土を十分に湿らせるような雨はしばらく降っていません…。

 

川の水も減少するばかりなので、そろそろまとまった雨が降って欲しいとつくづく思っています!

数時間ではなく、1日を通して降り続いてくれる雨だと有難いですね。

 

 

2021年へ向けた資材発注

先週は2021年のお茶づくりで使用する資材を次々と注文した一週間でした。

 

最も費用をかけているのは肥料!

品質の良いお茶を作るために、地区全体で共通した肥料設計を作り、その計画に従って肥料を施していきます。

上河内地区で目指しているお茶づくりや土の状態、収穫の回数などを考慮したうえで肥料設計を決定しているため、かなり重要な役割を持っているものになりますね(^^;)

 

ちなみに今年1年を通して定期的に土壌のチェックをしたところ、土の酸度(pH)は基準値内で常時おさまっていますが、肥料に関しては不足気味の傾向が続いていました。

 

そのため2021年は少し化成肥料の割合を増やす計画となっています。

ただ、化成肥料と言っても効果の出方としては有機質肥料に近い物を使用する計画です。

 

 

化成肥料を少し増加

化成肥料は施した後すぐに効果が出るのが特徴の1つなのですが、すぐに効果が出ると過剰に使用した時に周辺環境に対して悪影響を及ぼしたり、病気や害虫を引き寄せたりする原因になってしまう事もあります。

 

しかし来年使用する化成肥料は有機質肥料と同じようにジワジワ効果が出て来る物を使用する計画です!

効果がゆっくりと続くため周辺環境に対して悪影響を及ぼす可能性も低いですし、お茶の木が肥料不足に陥ることも防止できます。

 

また今まで肥料の成分が不足気味だったのでそれを解消する役割もあります!

 

有機質肥料でも量を増やせば肥料不足を解消できるかもしれません。

しかし、有機質肥料であっても大量に使用すると土を疲弊させたり、病気や害虫を呼び寄せる可能性もあるため注意が必要なのです。

 

有機質肥料であっても化成肥料であっても、間違って使用する環境や作物に対して悪影響を及ぼします。

有機質肥料と化成肥料のメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、適切な時期に適材適所で使用していく事が重要になるのでしょう…。

 

2021年も引き続き土壌の定期的なチェックを続けると共に、品質の良いお茶づくりと環境に優しい農業の両立を目指して適切な資材の使用を心がけていきます!

 

 

軽自動車1台分

先週までの資材発注で2021年に支出する費用の合計は早くも軽自動車1台分くらいにはなっています。

もちろん新車価格です(^^;)

 

少しヒヤヒヤしてきますが、コストをかけるべき所にはしっかりとかけて行く事が重要だとも思っています。

 

特に肥料に関しては化成肥料の割合を増やすにあたって若干増加しています。

 

一般的には化成肥料よりも有機質肥料の方が高いのですが、今回使用する化成肥料は効果がジワジワと続いていく緩効性の化成肥料です。

 

そのため肥料成分当たりの価格は有機質肥料よりも安いのですが、単価としては有機質肥料と同等か若干高くなっていますね…。

 

ただし、有機質肥料のように効果がジワジワと続くこと。

そしてお茶の木や土だけでなく環境に対しても優しい特徴を持っているため、しっかりとコストをかけるべきポイントだと判断しています。

 

 

2月頃から始まるお茶づくりは2021年のお茶に…。

7月からのお茶づくりは2022年以降のお茶の品質などに直結していきます。

 

良い資材にはしっかりとコストをかけて、より良いお茶づくりのために気合を入れて今後も取り組んでいきたいと思います(^^)/