日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

今後のお茶づくり

三番茶芽が少しずつ大きくなってきました!

生育が早い畑ではすでに萌芽が始まっている所もありますね(^^♪

 

現在生育中の三番茶芽は来年の一番茶を育てる土台となる部分です!

 

良い三番茶芽が育てば良い一番茶が育ちます。

逆に三番茶芽が良いものとならなければ、その後どのような手入れをしたとしても挽回は出来ません。

 

 

一番茶(新茶)はまだ半年以上先の事になりますが、勝負はすでに始まっている状態。

そして最大の山場は今後約1か月半ほどの期間になるのです!

 

 

今後の作業

今後行うお茶の木の手入れは主に三種類。

 

防除

苦土石灰の施用

草取り

 

になります。

 

防除は今後伸びる芽を病害虫(主に病気)から守るために行います。

ただし天敵となる虫たちも活発に活動している事から、天敵となる虫や周辺にいる虫たちには影響が無いような資材を選択するようにしていますね。

 

天敵たちの活動で葉を食べるような虫は影響が出るほど発生する事は少ないので、この時期の防除作業もどちらかと言うと病気の対策が主となります。

 

とは言え、病害虫の影響を受けると充実した枝葉が育ちません。

こまめに観察を行い、天気の傾向を考慮しながら(雨が多い・高湿度だと病気が発生しやすい)適切に防除作業を行います。

 

 

苦土石灰は土の酸度調節とカルシウムなどの微量要素を補給する目的で行います!

 

お茶の木は酸性の土(適正値pH4~pH5)を好む特徴がある作物です。

酸性と聞くと少し危険そうなイメージを持つかもしれませんが、お茶の木にとってはこれがベスト!

 

逆にアルカリ性に傾いてしまうと生育が悪くなってしまいます。

また土にいる微生物たちも酸性を好むような種類が必然的に多くなるため、土の状態が悪くなる事もまずありません。

 

酸度を計測したところpH4.5前後を大体どの時期も維持出来ているのですが、カルシウムなどの微量要素の補給という目的もあるため毎年苦土石灰は補給するようにしています。

 

また近年は一度に大量の雨が降ることもあります。

土の酸度や微量要素の量が大きく変化する事もあるでしょうから、そのような影響も受けにくくなると思います。

 

 

そして草取り。

夏は多くの草が生えてくる時期です。

 

暑さが堪える作業ですが、草取りを行うとしたら最適の時期でもあります。

 

取った草を土の上に放置するとすぐに乾燥し枯れるため、気温や強い日射しが有難いのです!

 

梅雨時期だと根に付いた土をしっかりと払ったとしても枯れず、再度根っこが張っている事もありますね(-_-;)

 

 

今後は主にこれらの作業を行いながら、三番茶芽の生育を見守っていく形になります。