梅雨明けして間もなく1週間が経過しようとしていますが、梅雨が明ける頃と時を同じくして茶畑では多種多様な昆虫を目にすることが出来るようになります!
例えば、セミなどは伸びた三番茶芽に隠れるようにして体を休めている時もあります。
気付かずに近付くと、急にお茶の樹の中から飛び出てくるように逃げるのでかなりビックリしますね(^^;)
また「ミヤマアカネ」というトンボがたくさん飛び始めます!
ちょうど今の季節になると少しずつミヤマアカネが見られるようになり、お盆を過ぎた頃になると数十匹ほどの群れとなって空を飛んでいるのでちょっとした恐怖すら感じるほどです。
他にもシジミチョウの仲間やバッタ類、コオロギなども梅雨明けした頃からよく目にするようになります(^^)/
そんな多様な昆虫を見ることが出来る夏の茶畑…。
現在の茶畑の代表する虫がこちら。
そう、カマキリ先生です!!
写真のカマキリはまだ小さい個体ですが、成長して大きくなったカマキリもいます。
7月上旬に行った浅刈りではお茶の樹の枝に産み付けられた卵を度々目にしましたし、茶畑や茶畑周辺にはそこそこの数のカマキリが生息しています。
特に昨年はカマキリの発生が多く、それを狙って鳥がたくさんやって来ていましたね…(^^;)
作業中に鳥が茶畑に向かって急降下したかと思ったら何かをくわえて上昇…。
くわえていた物はカマキリがほとんどでした。
多分、カマキリはお茶の葉を食べてしまう蛾などの害虫や周辺に住む虫がやって来るので、それらを食べているのでしょう…。
そのため茶畑でもよく目にするのだと思います。
梅雨の中盤頃から秋にかけて頻繁に見るようになり、茂るお茶の葉っぱの中でも存在感を放つカマキリ。
茶畑に生息する昆虫の中の主的な存在になりますね(^^♪