おはようございます!
朝4時半ごろになるとヒグラシが耳を塞ぎたくなるほど鳴くので、少し寝不足になっているこの頃です。
近年、都会でイノシシやシカなどが出没したニュースを目にすることが多いですが、田舎では日常茶飯事…。
今回は、野生動物の代表格「シカ」にスポットを当てた投稿です。
ミカンへの被害
今年の春に植え付けた温州ミカンの苗(温州ミカンの栽培に挑戦)
植え付け後には葉っぱがシカに食べられてしまう被害がありました…(>_<)
「冬なので食べるものが少なかったのかな…」
と当時は思っていたのですが、実はシカによる食害は今でも発生しています。
植え付けたミカンの樹は一時的に葉っぱを食べられてしまったものの、無事に根を張ることができ春には新芽を伸ばし始めました(^^)/
このまま順調に育ってくれるかと思いましたが、15㎝ほど芽が伸びたところで芽や開いた葉っぱを全て食べられてしまことに…。
そして今でも”芽が伸びたら食害に遭う”を繰り返している状態です。
他にも食べれそうな物があるのに…
近年シカの生息数が爆発的に伸びています。
そのためなのか、草などがあまり伸びていない冬の時期になると、お茶の樹の葉っぱを食べれられてしまう被害が発生することがあります。
しかし、春になり草がたくさん伸びて来るとお茶の葉を食べることは無くなりますね(^^;)
そのため、ミカンの樹も葉を食べるのは一時的なものだと思っていたのですが、草や木々の葉が茂っている季節になっても度々食べられてしまうことに…。
他にも食べれそうな物がたくさんあるのですが、どうやらミカンの葉は好んで食べるような傾向があるのかもしれませんね。
葉が無ければ光合成を行うことが出来ません。
いつまで経っても体を大きくすることが出来ず枯れてしまう可能性も高いので、シカよけなどの対策も行いながら育てて行きたいと思います!
葉の先端がない不自然な草
茶畑でお茶の樹の手入れを行っている時に不自然な草を見つけました。
葉の先端が引きちぎられたように無くなっています…。
人の手でちぎった訳ではありません!
また草刈りや草取りを行った状態でもありません。
この草は多分、シカが草を食べた跡になると思います(^^;)
伸びた葉の部分をむしゃむしゃと食べたのでしょう。
そして、食べなかった根元部分が再び生育を始めている段階になると思ます。
多種多様な草が生えている時期になりますが、よく食べる草がある一方で何も手を付けていない草も…。
意外とグルメな一面があるのかもしれません。
漂うシカの気配
ミカンの食害、不自然な草…。
あとシカの糞や足跡も見かけます。
シカの生息数が爆発的に伸びていることで、茶畑ではシカの気配を頻繁に感じます。
シカが増えるとシカの体についているマダニが茶畑内に落ち、それに噛まれるリスクも高まることに…。
また、シカはヒルを運んでくる生物でもあります。
そのため、非常に厄介な存在なのです(>_<)
農業や林業への影響が大きいだけでなく、もともとの生態系が崩れてしまうリスクもあるのであまり増えすぎないで欲しいものですね。