台風が通過してしばらく過ぎますが、その影響はまだまだ全容が見えていないような気がします。
また、まだ完全に台風の影響がなくなったわけでもないため、もうしばらくの間は警戒する必要があるのかな…と思います。
台風シーズンは始まったばかり…。
一昨年も昨年も台風により大規模な被害が発生しているので、正しく恐れて行動していきたいと思います。
二十四節気『白露』
今日は二十四節気の1つ「白露」になります。
夜の間に空気が冷えて草木に朝露が降りるようになる頃…とされていますね。
ただ、川根町上河内地区では夏の間はほぼ毎日朝露が降りています。
降りないのは雨や曇りなどの天気の時だけですね。晴れていれば、ほぼ確実に朝露が降ります。
川根地域は山間部になるため昼夜の寒暖差が大きいです。
そのため、もともと朝露が降りたり霧が発生しやすいので、真夏でも朝露が降りることが多いですね。
そのため平地などでは、この頃になると朝露が降りるようになるのでしょうか…?
冬は露ではなく霜になりますが、春から晩秋にかけては朝露が高頻度で降ります。
二十時節気の白露を迎えても
「朝露が降りるようになった…」
とはなりませんね…(^^;)
しかし、この頃になりよりビッショリと朝露が降りるようになった印象は受けます。
朝露と雨露
朝露は水滴が葉っぱにビッシリと付いたようになります。
この写真は2日前に撮影した朝露の降りたお茶の葉の写真になりますが、水滴が葉の表面にびっしりと付いているのが分かると思います。結露のような感じになりますね!
しかし同じく葉っぱが濡れている状態でも、雨で濡れているとまた違った見た目になります。
こちらは雨露で濡れているお茶の葉です。
朝露に比べて葉の表面にある水の粒が大きいですね。しかし、数はそれほどありません。
雨の場合は後からどんどん水が降ってくるため、水滴が大きくなり下へ流れて行ってしまったり、雨が打ち付ける衝撃で葉が動くため、葉の上に水の粒が残りにくいのです。
ただし内部の葉までしっかりと濡れるため、雨露の方が乾くまでに時間がかかる傾向があります。
どちらも葉っぱが濡れている事には変わりありません。
しかし、朝露と雨露では葉の濡れ方が大きく違うのです。
ちなみに葉の生育状態によっても濡れ方に多少違いが生まれるので、葉っぱの濡れ方を観察してみるのも意外と面白いかもしれません。