日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の花と日本ミツバチ

お茶は伸びた芽を収穫する作物になるため、なるべく健やかに育つように手入れをする必要があります。

 

よく

「花がなるべく咲かないように手入れする」

と言われているのですが、これはお茶の樹の生育と大きく影響しています。

 

健やかに生育している場合は勢いよく芽が伸びるのですが、何かしらの問題があると芽伸びが悪くなったり葉が開く芽が花芽になってしまったりしますね。

お茶の樹にたくさん花が咲くのはお茶の樹が弱っているサインになるのです。

 

肥料不足や病害虫の被害、夏の高温や少雨などの影響を受けると、お茶の樹の生育が落ちてしまい花芽が多く付く傾向がありますね…。

 

そのためなるべく花が咲かないように手入れをするのが基本とされています(^^)/

 

ただし、どんなに良い生育条件が整っていたとしても全く花が咲かなくなる訳ではありません。

 

植物なので毎年少なからず花は咲きます!!

お茶の樹に花が咲くのは9月から秋にかけてになりますね!

 

 

日本ミツバチが…

今年の夏は記録的な猛暑と少雨の傾向がありました。

そのため少雨の影響を受けやすい畑では少し花が多く付いていますね(^^;)

 

樹が若く根の張りなどが発展途上なのも影響しているでしょう…。

 

9月上旬頃から咲き始めたお茶の花ですが草取りなどの作業をしていたところ、何かの羽音が聞こえてきました…。

目に入ってきたのは…

日本ミツバチでした!

足に花粉団子を付けているので、お茶の樹の花から蜜や花粉をしっかりと集めているのでしょうね(^^♪

 

日本ミツバチを見たのは久しぶりのことになります!

巣箱に通ってくれていた時もあったのですが、巣箱を壊される(野生動物・人間から)などがあり、あまり見ることが出来ない月日が続いていました。

 

もしかしたら見つけられなかっただけでやって来ていたのかもしれませんが、久しぶりの出会いは非常に嬉しいものですね(^^)/

 

 

ミツバチへの影響も考慮

ちなみに安全で品質の良いお茶を作るために必要最低限の農薬の使用をしていますが、農薬を選択する際は人間に対して安全なだけでなく天敵となる虫や周辺に住む昆虫に対しても優しいことを重視しています。

 

その中の基準の1つとして取り上げている「ミツバチへの影響」は重要なポイントとなるものです!

 

農薬の成分ごとに「天敵となる虫やミツバチに対してどのくらい影響があるのか…?」そして「どれほど影響が続くのか…?」が調べられています。

 

ネオニコチノイド系農薬はミツバチへの影響が懸念されている農薬の1つとなり、最近は見聞きすることが多いです。

そのため「農薬は全てミツバチへの影響がある」と思っている方もいらっしゃると思いますが、実はほとんど影響がない農薬があるのも事実になります!

 

 

食の安全性や環境に優しい農業に注目が集まっているので、使用する資材の中で農薬の選択は最も時間をかけて…。

私たち人間に対して安全性が高いのはもちろん、天敵となる虫や周辺に住む昆虫そしてミツバチたちに対しても優しい物を選択するのを条件としています。

 

お茶の樹の花にミツバチたちがしっかりとやって来てくれていることを受け止め、今後もこのような環境が続いていけるような農業を行って行きたいと思っています!