おはようございます。
今日は雲が空を覆う朝となりました。今シーズンは朝からカラッと晴れることが少ないですね(^^;)
今後発生するであろう台風そしてその進路も気になりますし、カラッとした晴れ間は貴重になっていきそうな感じもします。
今月末には暖房器具を出し始めるので、カラッとした晴れの日にはこたつ布団や毛布などを干していきたいと思います(^^)/
高温・少雨の時に実験
今年の8月は記録的な高温となりました。
また雨が降る日も少なく、水不足により植物の生育に影響もありましたね…。
そんな8月上旬に鉢植えのお茶の樹を使用した実験を行ってみました!
一方の鉢には3日に1回の頻度でしっかりと水やりを…。
もう一方の鉢は一切水をあげずに…。
水をあげなかった方は、約2週間ほど経過した頃に乾燥と高温の影響により葉が焼け始めたので、そこからはしっかりと水をあげるようにしています。
左側の鉢が水をこまめにあげた物。右側が水をあげなかった物になります。
枝や葉の量の違いは多少ありますが、重要なのは蕾の有無や量です!!
左側のお茶の樹は濃い緑色の葉っぱがしっかりと育っています。花芽の数は少なめですね。
対して右側のお茶の樹は…。
花芽がたくさん付いているのが分かると思います。
この二つのお茶の樹で違うのは水やりの頻度のみです。
お茶の樹は水が少なかったり肥料が足りなかったり、病害虫の被害を受けたりして生育に影響が出ると花芽が付きやすくなると言われています。
その傾向があることを改めて実感した実験となりました。
次世代のために…
もし健全にお茶の樹が育っていた場合はあまり花芽は咲きません。
しかし、水不足や病害虫などの影響があると花芽が多くなりますね。
これは次世代に種を残すためになると思います。
もし健全に生育出来ていれば来年もしっかりと生育していけますね。
しかし、水不足などの影響があると来年もしっかりと生育できるかは分かりません…。お茶の樹が自分の命がピンチだと思っているのです(>_<)
そのため、本来出れば葉を茂らせる予定の芽が花芽に変化し、花を咲かせ種を実らせて次世代に種を繋げようとしているのだと思います。
ゼロではなくあくまでも「なるべく少なく…」ということになりますが、お茶の栽培ではなるべく花が咲かないように管理していくのが重要とされています。
お茶の花を楽しみたい場合は…
お茶の花を楽しみたい場合は、7月頃から8月にかけては肥料をあげずに育てて行きます。
また8月などの夏の間に芽が伸びる時に、一時的に水不足にしてあげると花が咲きやすくなりますね…。
水やりを行わないと葉っぱが茶色く焼けてしまう事があるのですが、そのような症状が出始めたらしっかりと水やりを行うようにしていきます。
ずっと水やりを行わないと葉っぱが枯れて落ちてしまったり、お茶の樹が枯れてしまう事もあるので加減が少し難しいですね…(^^;)
しかし、水やりの頻度だけでここまで生育に違いが出来ます。
色んな育て方をしてみるのも面白いかもしれません!