日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

茶畑の四季

おはようございます。

今日は今までの寒さが穏やかだったと感じるほどの冷え込みになりました(-_-;)

 

窓の結露も凍ってしまい、氷を砕かないと窓を開ける事も出来ませんね…。

 

ここまでの寒さになるのは5年ぶりくらいでしょうか…。

以前はこれ以上冷え込むこともありましたが、近年は少なかったので珍しいですね。

 

僕自身も年齢が大きくなるにつれて寒さに対して弱くなっているような感じもするので、最近の冷え込みはとても堪えます。

まだ寒さ厳しい日が続きそうなので、より防寒対策を徹底して行きたいと思います(^^)/

 

 

茶畑の四季

先日は一時的に茶畑が雪化粧したので、今回はほぼ同じ位置から撮影した写真で茶畑の四季を廻っていきたいとおもいます!

 

まずは早春…。

お茶の芽が少しずつ生育し始める季節ですね。

寒暖差が大きいので新芽の生育はとてもゆっくり進みます!

 

まだ濃い緑色の葉が目立っている状態ですが、新芽がツクツクしている状態ですね。

 

 

そして4月下旬頃になると収穫間近の状態に!

茶畑は新芽が伸びる事で黄緑色に見えるようになります(^^)/

 

一年で最も茶畑が美しくなる季節。個人的にも一番好きな季節です。

 

一番茶(新茶)の芽は長い冬を耐えて伸びて来るので力強くシャキッとした見た目をしています。

うま味成分なども多く含まれていますし、香りも良い傾向にありますね!

 

景色が美しくなるだけでなく、生育しているお茶の品質も良い状態となっているのです(^^♪

 

 

一番茶(新茶)を収穫した後は二番茶を収穫します。

この頃は一年で最も昼の時間が長くなりますね!

雨が降る日も多くなり、晴れの日を狙って収穫を進めていく事になります。

 

二番茶の芽はたっぷりと日差しを浴びて育つため、カテキンなどの量が増える傾向にあります。

 

苦味や渋味も強くなりますが、それはそれで美味しいお茶となってくれます。

少しでも品質を高くするために、収穫も早め早めで行うようにしています。

 

 

二番茶の収穫が終わると、次の年の一番茶(新茶)へ向けたお茶づくりがスタート!!

夏の間に充実した枝葉を育てられるかが、翌年のお茶の品質や収穫量に直結するのです。

例えば肥料不足に陥らせてしまったり、病害虫の被害が大きくなるとお茶の木も弱ってしまい、その後の生育にも悪影響が出てしまいます。

 

そのためお茶の木をこまめに観察して適切な管理をしていく事が重要なのです。

 

この時期に伸びたお茶の芽は収穫してお茶にすることはしません。

しかし、来年以降のお茶の木の生育やお茶の品質・収穫量に直結するため、より丁寧にお世話をしていく必要があるのです!

 

 

秋になると夏の間に伸びた枝が充実!

黄緑色の葉っぱが濃い緑色へと変化した姿となります。

また葉も若干肉厚になり、テカテカした見た目になってきますね(^^♪

 

この状態で行うのが「ナラシ作業」

伸びた枝葉をカットして翌年の一番茶が伸びる土台を完成させていきます!!

この作業を行うと茶畑は濃い緑色に…。そして形も整ってきますね!

 

カットした枝葉は茶畑に還すことで有機物を補給していきます。

毎年大量の枝葉をカットすることで茶畑の土が作られていくのです(^^)/

 

 

晩秋から初冬になるとお茶の木は休眠に向けて動き出します。

 

気温が下がることで葉の中の葉緑素なども変化するのでしょう…。

若干葉っぱは黄色い色に変化し、寒さや乾燥に耐えるために葉の表面のワックスの層を厚くします。

そのため、よりテカテカした見た目に変化しますね。

 

長い冬を乗り越えるために栄養分をしっかりと蓄えるなどして、本格的な冬の訪れに備えていく事になります。

 

 

そして冬になると霜が度々降りる事に…。

霜が降りると緑色だった茶畑が白色へと変化していきますね。

年によっては雪が薄っすらと積もり白くなることも…。

もともと雪があまり降らない地域なので、この地域で雪化粧した茶畑が見られるのはとても珍しいですね!

 

 

最後に…

茶畑の色として思い浮かべるのは緑色になるでしょう!

しかし、季節や生育状況によって大きな違いがあるのです(^^)/