日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

2022年の二番茶はゆっくりな生長に

午前中を中心に清々しい青空が広がった本日。遠くの景色も霞んでいない本当に澄んだ空気でしたね。

 

しかし、お昼頃からは雲が目立ち始め、夕方には雨がパラつくこともありました。

朝から晩まで晴れる事が少なくなってきていますし、週間天気予報を見ても雲がどの日も目立つため雨の季節がすぐそこまでやって来ているのでしょう。

またこの頃になってトンボなども目立ち始めたので、見られる昆虫の観点からも季節が進んでいる事を実感します。

 

一番茶シーズンはまだ羽化していないのかほとんど見ません。

しかし、5月末ごろから徐々に増加。カワトンボがまずは目立ち始め、夏本番から初秋にかけてはミヤマアカネを中心に、たくさんのトンボが飛んでいるのを見るようになります。

 

今年はゆっくりな生長です

2022年の二番茶は、今のところかなりゆっくり生長していると思います。

 

5月も気温が低めの日が多かったですし、6月も比較的涼しめの日が多いように感じます。実際に上着を着て作業をしてもそれほど汗をかかなかったですし、今日も半袖では少し寒さを感じたほどです。

 

それらが影響しているのかは分かりませんが、二番茶の萌芽までそこそこ時間がかかりました。そして、萌芽してからもなかなか葉が開ききらないように思います。

茶畑もすでに青々としてきましたがまだ芽は小さいですね。

芽の長さもそこまでありませんし、葉っぱも開ききっていない状態です。

 

ただ、何か異常があるわけでは無いです。

気温を中心とした気象条件が生育に影響し、いつもよりもゆっくりな生長になっているのだと思っています。

 

気温が高い日が続けばその年は早く生育するでしょうし、気温が低めで生育がゆっくりな年も当然あります。

生育がゆっくりであれば育つのを待っていれば良いので、生育が早く進み過ぎるよりは良いかな…と思います。二番茶の収穫も芽の生長を待ってゆっくり行えますしね(^^♪

 

あと一週間くらいで収穫できるかなと思っていましたが、今のところの生育を見るともう少し時間がかかりそう。また収穫が始まったとしても、その後芽の生育を待つ期間が欲しくなりそうです。