日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

今日の一枚~21年一茶5日目~

おはようございます。

昨日は1日を通して雨が今にも降りだしそうな空模様でした。

 

対して今日は目覚めた時にはすでに雨が降っている状態。

大雨になる予報も出ているため、今日のお茶の収穫・製造はお休みとなります。

 

正直まだ芽が小さい状態なので、生長を待つ時間があった方が有難いですね(^^;)

 

今回の雨によりお茶の状態はさらに良くなってくれる事でしょう!

今日はしっかりと休息を取り、明日から始まる中盤に備えて行きたいと思います。

 

 

半ペタ刈り

山間部の斜面の茶畑で、このような状態になった畑を目にすることがあると思います。

畝の半分の芽は収穫されているのに対して、残り半分は収穫されずに残っています。

斜面の上側(山側)が収穫されているのに対して、下側(谷側)の芽は残っている傾向がありますね。

 

地域によって違うかもしれませんが、このような収穫方法を「半ペタ刈り」と呼んでいます(^^)/

 

 

なぜこのような収穫を行うかですが、これには斜面とお茶の芽の生育が大きく影響しています。

 

実は同じ畝でも山側と谷側で僅かに日当たりや気温が違います!!

 

山側には霜が降りていないのに対して、谷側にのみ霜が降りる事もありますね。

 

日当たりや気温の差はごく僅かなのですが、その僅かな差がお茶の初期生育に影響。

山側が僅かに早く萌芽し谷側は少し遅れるのです。

 

 

二番茶の生育にも影響

ただし、このような収穫方法はあまり行いたくありません。

手間がかかるのもありますし、二番茶の生育にも影響するからです(^^;)

 

二番茶の芽は一番茶を収穫した時を起点に生育が始まります。

一番茶を早く収穫した畑では二番茶の収穫も早くなるので、山側は生育が早いのに対して谷側は遅くなってしまうのです。

 

そのため、山側も谷側も同じ日に収穫するようにしています。

 

ただ今年はいつも以上に芽の生育がゆっくり進んでいます。

収穫を進めたい思いもあるため、一部の畑でのみ「半ペタ刈り」を行う事にしたのです。

 

 

明日からはシーズン中盤に…

今年は芽の生育がゆっくり進んでいるので、いつもより一番茶シーズンが長くなりそうです。

 

今までは主に手摘みでの収穫を進めてきましたが、今後は機械での収穫も本格化していきます\(^o^)/

 

今年も良い芽が育ってくれているため、シーズン中盤以降も良いお茶が作れるように頑張っていきたいと思います!