日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

残留農薬検査の結果は全て一律基準0.01ppm以下

製造したお茶は必ず第三者(農協)にも見てもらっています。お茶の品質だけでなく、残留農薬の検査なども当然あります。

 

それだけでなく、昨年からは自主的な検査も行うようにしました。今回はその結果について投稿します。

 

0.01ppm以下

2022年の結果としては全ての項目で0.01ppm以下という数値となりました。

ほとんどの成分で定量下限値以下、つまり検出できないレベルという事になります。クロルフェナピルのみ0.01ppmという数値になりました。

 

ちなみにクロルフェナピルの残留農薬基準値は

日本40ppm、アメリカ70ppm、ヨーロッパ50ppm

という数値なので、最も厳しい日本の基準で見ても1/4000です。日本、アメリカ、ヨーロッパ全ての地域の基準値をクリアしています。

 

ちなみに単位の『ppm』ですが、これは百万分のいくつかを表す数値になります。1ppmは0.0001%、1km中の1㎜、100万円のうちの1円と同じです。このように非常に小さい数値を表す時の単位になりますね。

 

そして0.01ppmは一律基準の数値になります。

これを基準に各作物や成分ごとに残留農薬基準値が決定されます。登録が無い成分などに関しては0.01ppmが適用されますね。※世界的な単位です。

 

0.01ppmはどのような数値なのかというと0.000001%、100km中の1㎜、100万円のうちの1円という単位です。

 

以上、2022年の残留農薬検査の結果でした。