日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

お茶工場の大掃除と今後の予定について

こんばんは。

昨日は1日を通して雨が降ったり止んだりの空模様となりました。湿度が高かったですが、気温が低めだったので過ごしやすかったですね。

 

対して今日は朝から良い天気になりました。

日差しもたっぷりで気温も普通に30℃を超えています。まだ暑さに慣れていない事もあってか、とても暑く感じた1日となりました。

 

週間天気予報を見ると晴れの日が多そうです。予報通りいくとは限りませんが、梅雨らしさをあまり感じませんね。

 

7月から8月上旬にかけての天候はお茶の芽の生育に大きく影響します。この間に伸びる芽は三番茶芽であり、来年の一番茶が育つ土台となる部分なので天候はとても気にしています。

もう間もなく梅雨明けとなるのか、それとも晴れの期間は一時的なもので再び雨の季節が戻って来るのか気になる所です。

 

掃除と今後

昨日は上河内地区のお茶工場の大掃除を行いました。隅々までホコリを落とし、一部の機械は水洗いを行い汚れを落とします。

お茶のシーズン終わり恒例の作業ですね。次にお茶工場を動かすのは4月中旬の一番茶前の大掃除の時です。約10か月後となります。

 

ブレーカーも落とし、水道も冬に備えて水抜きを行います。完全にお茶のシーズンが終わりとなった事を実感しますね。

 

ただゆっくりはしていられません!

今後に伸びる三番茶芽は来年の一番茶が育つ土台となる部分です。三番茶芽が充実したものとなれば一番茶も良い物となりやすいですが、何らかの影響により充実した枝葉が育たないとその後どのような管理をしたとしても挽回は出来ません。

 

今後行うのはその三番茶芽が育つための準備のようなもの。

浅刈りという作業を行い、込み合った部分を刈り落とし充実した芽が育つようにします。まだ病気になりやすい部分を取り除くことで病害虫の対策にもつなげます。

 

上の写真は3年ほど前のものですが、黄緑色の葉の部分は全て刈り落とすため茶畑は来緑色へと変化します。

 

景色も一変しますし、体力的には大変ですが面白い作業です。