おはようございます。
本日からついに川根町上河内地区でも一番茶シーズン入りとなります\(^o^)/
今年も一番茶シーズンを迎えられる事に感謝あるのみです!!
昨年の7月から始まった2021年のお茶づくりの成果が表れる時期になりますね!
かなり前から準備しているように感じるかもしれませんが、良い一番茶を作るためには前年の夏のお茶の木の生育が非常に重要なのです。
二番茶の収穫後には充実した枝葉が伸びるように浅刈りと言う作業を行い、込み合った枝葉を刈り落とします。結果として病害虫の防除にも繋がる作業ですね。
その後も病害虫の対策を行ったり肥料を施したり…。
夏の間に充実した葉が育つと栄養分をしっかりと蓄えられるため、翌年の春に伸びる芽が良いものとなってくれるのです。
天候不順や病害虫の被害、肥料不足に陥るなどするとお茶の木が疲弊するため良い葉は育ちません。
良い葉が育たなければ翌年の春に伸びる芽への栄養分の供給も減ってしまいますね。
最悪の場合は枝が枯れ込んだりすることもあるほどなのです。
そのため、夏の間に充実した枝葉を生長させることが重要になります(^^)/
その後秋にはお茶の木の表面を刈り整え、お茶の芽が育つ土台を完成させます。
ここまで3か月。
一番茶の品質をほとんど決定付ける重要な期間です!
さらに長い冬を乗り越え春になると芽の生長が始まり、昨年夏からの一番茶づくりが始まって約10カ月が経過・・・
ようやく収穫を迎える事が出来ました。
一番茶シーズンは正味10日程度。
雨の日などで休みになる日を含めて考えると2週間ほどとなります。
忙しい日々ではありますが収穫出来る事に感謝しつつ、そして良いお茶をつくりお届けできるように過ごしていきたいと思います!