今日も大まかには良い天気になりました。
お昼前に雨が降ることもありましたが一時的なもので、多くの時間は日差しが届きましたね。気温は昨日より低めで、風も適度に吹いていたのでとても過ごしやすかったです。
ただ空模様だけ見ると梅雨が明けたような感覚になります。
早い内から晴れの日が続くと真夏により気温上がりそうなので、今後の気温の推移が心配ですね。
お茶の木の管理としては雨が降ると外作業が行えなくなったり、あるいは作業性が著しく落ちたりします。
が、今年は順調に「浅刈り」などを進める事が出来そうです。
雨が少なく、直射日光が届くようであれば「日焼け」に注意が必要なのですが、この点については浅刈りを本格的に始めてから話したいと思ます。
深刈り園の現在
お茶の木を低い位置で剪定する深刈り作業を行ってから約1か月。少しずつ芽が再生し始め、再び黄緑色の茶畑が戻って来つつあります!
作業直後はこのように茶色い茶畑となっていましたが、現在ではここまで黄緑色になりました。
二番茶シーズン前から徐々に芽が再生し始め、ここ1週間ほどでより一段と鮮やかになりましたね。
この芽が病気などにやられてしまうとその後の生育が悪くなってしまうため、今日は病気を対象とした防除作業を行った所です。
ちなみに同じ畑ですが、一部植え替えを行っているため生育の年数が違います。その影響があるのか、僅かですが芽の生長具合が異なっています。
ちょうど真ん中が境になっています。
左側の方が芽がたくさん伸びているためより黄緑色に見えますね。
刈り落としの高さや時期は全く同じであり、違うのは木の年数と枝の状態。
左側の方が若く植え付けて12年程度しか経過していません。今回が初めての深刈りであり、やや細めの枝がたくさん伸びている状態となっています。
対して右側は40年以上経過している古いお茶の木になります。枝はやや太めで数は少ないですね。
左側と比べて芽数が少ないのは仕方ありませんが、芽が再生し始める時期は一週間以上遅れたように思います。
低い位置で刈り落とすほど芽の再生が遅くなると言われているのですが「位置が低いというよりも、枝が細いか太いかの違いになるのでは…」と個人的には思います。
まあ位置が低くなると枝が太くなるのでその通りなのですが(^^;)
今回は若く深刈り作業初のお茶の木と40年以上経過したお茶の木であったため、同じ位置でありながら枝の状態が違い、芽の再生にも違いが生まれたのでしょう。
しかし芽の再生が始まれば、その芽を保護する事が重要な事に変わりありません!
今回の経験は今後の管理作業に活かすと共に、再生してきた芽を丁寧にお世話していく事を心掛けたいと思います。