日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

今回の裾刈りは簡単に! 裾刈りビフォーアフター

7月も明日で10日となります。

6月下旬から7月頭にかけての晴天から一転、最近は曇がちな日が続いている事もありまだ6月なような感覚になります。

 

とは言え、雨は植物の生育を支えるものとなりますし、降らない日が続くよりかは有難いです。今後もしばらくの間は曇や雨の日が続きそうなので、気持ちまで落ち込まないように過ごしていきたいと思います!

 

裾刈りビフォーアフター

裾刈り作業は一番茶の後と9月中旬頃、そして二番茶の後の計3回行う事を基本としています。

一番茶後と9月中旬の裾刈りに関しては、その後収穫作業が控えているため(二番茶と翌年の一番茶)収穫時に枝葉がズボンや収容袋に引っかからないよう丁寧に行う事を大切にしています。

 

どのように丁寧に行うかというと、同じ通りを往復するようにしているのです(^^)/

1回の作業でも歩く事には支障ないのですが、どうしても刈り残しが出来てしまう事があります。またスパッと切れず、切り口が雑になることも度々…。

写真は今回の裾刈り作業後の物。往復刈りではないため、少し葉っぱが飛び出ているような状態ですね。

そのため、収穫を控えている一番茶後と9月の裾刈りでは同じ場所を往復刈るようにしています!

 

ただ、今回の二番茶後の作業に関してはそこまで丁寧に行う必要はありません。9月に次の裾刈りが控えている事もありますし、枝葉の伸びもそこまで多くないため、比較的キレイな状態となります。

今回の裾刈りに関しては少し簡単に。往復刈ることは無く、一方向のみで終えてしまいます。

 

しかし、なるべく真っ直ぐになるように刈り落としを行う事は大切に!

また今回の作業に関しては病害虫防除の一面も大きいため、刈り落としの量までは少なくしません。

簡単にではありますが、雑な仕事にはならないようにすることが大切だと思っています。

 

余裕のあるスゲジュールでの作業、そして今日はお祭りがあることもあり、休みの日もしっかりと確保しつつ裾刈り作業を進めて行きます(^^)/