日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

白っぽい芽が伸びるお茶の木

午前中は澄んだ青空が広がり良い天気になったと思いましたが、お昼頃には一気に雲が広がり雷雨となった本日。もともと雨が降る確率が高い予報だったので覚悟していましたが、晴れてくれると嬉しいものですね。

ただ晴れると気温が上がり雷雨になりやすくなるのでしょう。曇っている日よりも晴れた日の方が急に天気が変わったり激しい雨となりますね。

 

今後もしばらくは雨が降りやすそうな予報が続いていますし、いつになったら1日を通して晴れてくれるのか…と思ってしまうこの頃です。

 

挿し木で増やしたお茶の木

枝の一部が突然変異!

毎年白っぽい芽が伸びて来る部分があるのですが、昨年この枝を利用して挿し木しました(^^)/

このような突然変異を「枝変わり」と呼ぶこともあるのですが、この枝変わりの株のみを育てていると少し面白い特徴に気付くことが出来ました。

昨年の夏の終わりに挿し木をし春に鉢へ植え付け、今ではしっかりと芽を伸ばすようになった枝変わりの株。ずっと葉が白いままでは無いのは前から分かっていましたが(白いままでは光合成が行えず生きていけないと思うため)やはりある程度葉が成熟してくると緑色になります。

ただし、普通のお茶の木と比べるとやや白っぽさが残るような印象を受けますね。

 

また緑色の芽で伸びる時もありました(^^)/

①の部分が春に伸びた芽。白っぽい芽で育ち次第に緑色へと変化しました。

②の部分はもともと緑色で伸びた所になります。そのため、①の葉と比べるとやや葉の緑色が濃いようにも感じますね。

 

そして③は現在伸びてる芽(白っぽい)になります。

何故②の時に緑色の芽で伸びたのかは分かりませんが、その違いもあってか育つのを待つのがより楽しみになりました。

 

まだ挿し木をしてから1年しか経過していないので枝数も少ないです。もう一年ほど経過すれば、より白っぽい芽を伸ばす特徴を味わう事が出来そうなので、楽しみにしています。