台風15号による大雨災害からもうそろそろ20日となりますね。
いまだに災害の爪痕が残っていますが、明後日水曜日からは本格的な土砂の撤去も始まるようです。水道はいまだに断水している区画がありますが、水道屋さんが復旧作業中。もうしばらく時間がかかりますが、確実に復旧へ向けて動いています。
そして道路などは仮の復旧から本格的な復旧が始まり、少しずつ元に近い光景が見られるようになるのかな…と思っています。
台風15号による大雨被害
今回の大雨では地区の住宅がある場所から県道まで出る道の途中で3か所ほど土砂崩れや沢から土砂が出てきた箇所がありました。
特に1か所土砂崩れが酷い場所があり復旧までに時間がかかるかと思いましたが、すぐに復旧作業にあたった事、地元企業さんから重機の提供があった事から、半日ほどで何とか車を通らせることが出来るようになりました。
茶畑に至る道も土砂に埋もれていましたが、発災から36時間ほどで通れるようなレベルに至りました。
今回の大雨では土砂崩れも発生しましたが、川の水量が増え川岸が削られているような光景を見ることが多かったです。
斜面が崩れたというよりも、水流により削られ結果として崩れてしまったような箇所が多かったですね。
いまだに復旧できていない箇所も多いですが、頻繁に通るような所では無いので時間をかけて元に戻していく事になるかと思います。
そしてこんな状況下ではありますが、川の水流が変わっていること、地形が造られているワンシーンを見ることが出来ました。
少し前までは手前側に水が流れていました。増水した際は直線的に流れる事もありましたが基本は曲がっていましたね。
しかしこの大雨をきっかけに、川の流れが直線的なものへと変わったのです。地形創造の面白さを実感しましたね。
今回の大雨により様々な所で被害や影響が発生してしまいましたが、短時間に非常に大量の雨が降ったので仕方がなかった事なのかな…と思います。
山林の管理方法が問題視される事もありますし一切関係が無いとは言えませんが、あのような雨であればどのような山林であっても少なからず土砂崩れなどは発生してしまったでしょう。地形は土砂が崩れたり削られたり、あるいは堆積して造られていくため、ある意味自然な事かとも思います。
そして七夕豪雨など過去にも同じような大雨による災害が発生している事を考えると、生きていれば2~3回は経験することがあるような事なのかもしれない…という思いもあります。多少の被害は仕方が無い事だとは思いますが、人的に被害などは発生しないように備えていく必要があると改めて実感しました。