日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

元お茶工場の屋根塗り

今日は朝から曇り空。お昼頃からは霧雨が降る事もあり、ジメジメした天気となっています。そして明日と明後日も雨が降りやすい予報が出ているため、少なくともあと2日ほどは我慢の時間となりそうです。

ただし、雨が過ぎれば天気は回復。気温は一気に下がり冬らしさが増しそうな予報が出ているため、寒暖差や体調管理には気を付けて過ごしたいと思います。

 

なお急激に気温が低下するという事で、裂傷型凍害(幹割れ)の発生が気になります。これは気温が急激に低下することで幹内部の水分が凍結・膨張、幹が割れてしまい水分供給の道が途切れ枯れてしまう現象です。

段々と気温が低下すれば寒さに対応できるのですが、急激に寒くなると水分が凍結してしまう事があるのです。

 

そこまで発生頻度が高い現象では無いのでリスクとしてはやや低めではありますが、冬の初めの頃の急激な気温低下が予想されている時は少し気になりますね。

 

話は変わりますが、今後ある程度晴れの日が続き草が乾いてきたら敷き草作業を始めて行きたいと思っています。

 

屋根塗り

11月の中旬頃からですが1週間に2日程度、1日辺り2時間ほどではありますが、元お茶工場の屋根(トタン)のペンキ塗りを行っています。

昨年の今頃に錆止めの下地を塗る作業を行いましたが、その上に塗装する作業はずいぶん遅くなってしまいました。今月になってようやくの作業開始です。

もともと春から秋にかけてはお茶などの作業があるのもありますし、屋根の上で気温が上がりやすく作業が行いにくいため避けていました。ただし、今の時期から冬にかけても支障はあります。

 

朝露や霜の影響で午前中は屋根が濡れている状態。滑りやすいので作業を行う事は出来ません。さらに乾くのを待つとしても立地が谷底なのでお昼前にならないと日が当たり始めません。お昼を過ぎてようやく作業を開始できるようになるのです。

ただ夕暮れも早く午後3時半になると山の陰に太陽が隠れてしまうため、ある程度乾く時間を確保して作業を終えたいところ。結果として1日2時間程度しか作業が行えず、なかなか作業が進まないのです。

 

今後はさらに太陽の位置が低くなるため、屋根が乾くまでに時間がかかります。1日中日が当たらない場所もあるため、2~3年ほどかけて作業を進めて行く事になりそうです。

ただ、焦るような気持ちは一切ありません。屋根の上に登っての作業となるので安全第一で、ゆっくりでも確実に作業を進めて行きたいと思います。