日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

春肥まき中

こんばんは。

今日は節分という事で、春の肥料まきを進めると共に節分の準備も進めました。具体的にやった事は、はなんば(シキミ)を取ってきて柊鰯(柊の葉では無くシキミを使用します)の作成などになりますね。

シキミは炙ると特徴的な匂いがしてきます。柊のようにとげとげしくは無いので、トゲではなく匂いで鬼を遠ざけるのかなと思います。

 

肥料まきはラストスパート

今回の肥料まきでは天気を考慮して、まずは肥料をふり終える事を第一の目標としています。いつもであればすぐに土を混和させる作業を行うのですが、今回に関しては後回しです。

 

ただし、作業を行わない訳ではありません。

土と混和させることで肥料が分解されやすくなったり、土に保持されるので雨で流亡することを防ぐことが出来るため作業自体は必ず行います。

今回に関しては来週の天候を考慮して進め方を変更。まずは全ての畑でまき終える事が出来るよう頑張っていきたいと思います。

 

肥料まきで重視していること

肥料まきではどのような肥料を使用するかも重要ですが、それ以上に肥料の特徴を理解し適切な量を使用することが重要だと思っています。

化成肥料は何となく悪そうで有機は良さそうなイメージを持つ方も多いと思いますが、当然どちらにもそれぞれ利点や欠点があります。また肥料の種類(有機であれば菜種粕・魚粕など)でも特徴があるため、それらを把握する事も肥料の適切な使用のためには重要です。

 

有機肥料なら大丈夫だろう…と過剰な量の肥料をまいたりすると、環境にも悪影響を及ぼしますし植物の生育にも悪い影響が出てしまいますね。イメージで判断するのは禁物であり、ちゃんと使用する資材の特徴を理解・把握することが肥料を上手く使用する第一歩だと思っています。